ソウル市長と小池都知事が面談…8年ぶり

オ・セフン（呉世勲）ソウル市長が東京を訪れ、小池百合子都知事に会った。ソウル市長と東京都知事の公式面談は約8年ぶりだ。呉市長はソウルの都市競争力を高め大韓民国の地方外交を先導していくという意思を表明してきた。

オ・セフン の最新ニュースまとめ

28日ソウル市によると、呉市長は27日（現地時間）に東京都庁で小池知事に会い、ソウルと東京の気候変動などの政策協力課題について議論した。

東京は1988年9月3日にソウル市と親善都市（旧姉妹都市）協約を結んでおり、35年間活発な交流を続けてきた。

呉市長は小池知事との面談の前に3日間、東京の主な都市再開発および公園造成の現場を視察した。呉市長は面談の現場で東京の都市再開発政策に関心を示し、「ソウル市の政策樹立に参考になる」と伝えた。

また、「気候変動対策のため努力するネットワーク『世界大都市気候先導グループ（C40）』の運営委員であるソウルと東京の緊密な交流に期待する」と述べた。C40は気候危機に対応するための都市間ネットワークで、東京、ロンドン、ミラノ、モントリオールなど97都市が加入し活動している。

呉市長は面談の席で女性の社会的な活躍を支援することが重要だという点についても議論したと、市は伝えた。また、9月にソウルで開催される世界都市サミット市長フォーラム（WCSMF）に東京を招請した。

WCSMFは9月24日から26日までの3日間、トンデムン（東大門）デザインプラザ（DDP）で「持続可能で回復力のある包容都市」をテーマに世界各国の都市の市長ら代表団、国際機関の高位関係者らを招請し実施される予定だ。

小池知事は国内外のスタートアップと世界都市のリーダーが集まり革新を加速させ、都市問題を解決するため努力するイベント「SusHi　Tech　Tokyo（Sustainable High City Tech Tokyo）」を紹介した。