PBAのキム・ヨンス総裁が開幕宣言をしている(画像提供:wowkorea)
PBAのキム・ヨンス総裁が開幕宣言をしている(画像提供:wowkorea)
韓国キョンサンブクト(慶尚北道)キョンジュ(慶州)市にあるブルーワンリゾート(Blue one Resort)で今シーズンPBA-LPBA個人戦「慶州ブルーワンリゾートPBA-LPBAチャンピオンシップ」が開幕したが、強力な優勝候補たちが敗退し、衝撃を与えた1日だった。

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 プロビリヤード協会(PBA)のキム・ヨンス総裁は「お待たせしました。指折り数えて待っていた2023-24新シーズンは始まった。5回目となる今季はダニエル・サンチェス(Daniel SANCHEZ/スペイン)、Semih SAYGINER(トルコ)、チェ・ソンウォンら傑出した技量の選手たちが大挙合流することで、ビリヤードファンの期待と関心がいつにも増して高い。新しいシーズンのスタートを迎えて、より豊かで希望に満ちたシーズンになることを期待している」と述べた。

 しかし、世界キャロム連盟(UMB)ワールドカップ16回優勝に輝く“スペインの3クッション伝説”サンチェスのプロデビューは残酷だった。ファン・ドクヒとの初戦で3:15、15:5、8:15、7:15、セットスコア1-3で敗れファンに衝撃を与えた。

 ワールドカップ優勝者のチェ・ソンウォンも厳しい試合の末に、パク・ハンギに敗れた。また“トルコの強豪”Murat Naci COKLUもプロデビュー戦で敗れて、アマチュア女子1位のハン・ジウンも敗退し、PBAに適応する時間が必要だということを示した。

 さらに優勝候補(ベルギー)がユン・ソクヒョンに0-3と完敗し、昨年の女子チャンピオンPheavy SRUONGが無名の新人チャン・ヘリに敗れて、3連覇が叶わず衝撃を与えた1日だった。

 特に、ことしは女子の部では肥田緒里恵、界文子、東内那津未、小林諒子、林奈美子と男子の部では森雄介、小林英明が出場したが、肥田緒里恵と森雄介が惜しくも敗退した。

 「HELLO WORLD」という新しいスローガンで始まるPBAの2023-24シーズンは4年ぶりに専用球場の時代を開くことになり、ベトナムを皮切りに海外ツアーを控えている。

 今回の開幕式に参加した慶州市のチュ・ナクヨン市長は「慶州のブルーワンリゾートでプロビリヤードツアーの開幕戦が開かれることになったことをすべての慶州市民と共にうれしく思い、お祝いする」とし「ことしの賞金総額が大きく増えただけに、さらに激しい競争を通じて、観衆により大きな楽しみを与えてくれるだろう」と頼んだ。

 今回「慶州ブルーワンリゾートPBA-LPBAチャンピオンシップ」は来る19日まで9日にわたっておこなわれ、18日にはLPBA女子の部決勝、19日にはPBA男子の部決勝戦がおこなわれる。


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