左から鄭投手、金投手、李投手=(聯合ニュース)
左から鄭投手、金投手、李投手=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国野球委員会(KBO)は7日、3月に東京で行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)期間中に韓国代表選手が遊興施設で飲酒をした件について賞罰委員会を開き、ベテランの金広鉉(キム・グァンヒョン、SSG)投手をはじめ、李庸燦(イ・ヨンチャン、NC)投手、鄭哲元(チョン・チョルウォン、斗山)投手に制裁金と社会奉仕の処分を科した。 「品位を損なう行為で社会的に物議をかもした場合」に制裁金などの制裁を科すことができるとするKBO規約に基づき、金投手に社会奉仕80時間と制裁金500万ウォン(約53万円)、李投手と鄭投手に社会奉仕40時間と制裁金300万ウォンを科した。 KBOによると、金投手は大会期間中の7日と1次リーグの日本戦(10日)終了後の11日未明に計2回、遊興施設で飲酒した。鄭投手は11日未明に金投手と同席し、李投手は11日未明に両選手とは別に入店したという。 韓国は9日のオーストラリア戦で7―8で敗れ、10日の日本戦では4―13で大敗。2勝2敗で1次ラウンド敗退を喫しており、大会期間中の飲酒が判明したことで厳しい批判が起きていた。 賞罰委に出席した3選手は「偽りなく事実を話しました」とし、「賞罰委の結果を受け入れます。物議をかもして申し訳ありません」と謝罪した。KBOは「期待に届かない成績だったうえ、代表選手が飲酒で物議をかもし、深く謝罪します」として、再発防止を約束した。
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