ソウル中央地検(画像提供:wowkorea)
ソウル中央地検(画像提供:wowkorea)
韓国で数十万ウォン(数万円)の入場料を受け取ってスワッピング(パートナーを変えてする性関係)と集団性交をあっせんして億単位の収益を得た店主が裁判にかけられた。この店主は過去にも類似の業者を営んでいたことが分かった。

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 12日、韓国日報によると、ソウル中央地検女性児童犯罪調査1部は、先月21日にソウル市カンナム(江南)区の遊興施設の40代の店主Aと従業員2人を淫行売買、風俗営業規制法違反、食品衛生法違反の容疑で在宅起訴したという。加担の程度が低い従業員2人は起訴猶予した。

 Aらは昨年4月より客から10万~30万ウォン(約1万~3万円)の入場料を受け取り、スワッピングおよび集団性交をさせたり、それを見物するようにさせたりした疑いがもたれている。

 AらはSNSを利用して積極的に広報活動も行なった。フォロワー数が多いアカウントを通じて、性関係の人数によって入場料を策定してから公知して具体的な日程を知らせた。

 現行法上、刑法242条(淫行売買)は「営利目的で人を売買し、かん淫した者は3年以下の懲役または1500万ウォン(約150万円)以下の罰金に処する」と規定されている。

 関連の情報を入手した警察は昨年6月、現場を摘発。警察が現場に入った時、暗いクラブの内部には成人男性14人と成人女性12人の計26人が性関係中だったり、それを見ていたりしていたという。現場では5万ウォン(約5000円)紙幣や各コスチューム、リアルドールなども発見された。店主はこのような行為で2か月間に3億ウォン(約3000万円)ほどの収益を得たことが分かった。

 検察の捜査過程で、Aの過去が明らかになった。Aは4年前に、ソウル市ヨンサン(龍山)区でも似たようなクラブを経営していて、江南に場所を移したのだという。

 このような「スワッピング・集団性交クラブ」は2009年に江南などにできた変種の遊興施設で、最近は薬物まで混在しており、捜査当局は緊張を高めている。

 取り締まりや処罰は思うように進まない状況。ふさわしい処罰根拠がないからだ。実際、警察は現場にいた客のうち、一部を呼んで調べたが立件できなかった。警察関係者には「売春行為や不法撮影または違法薬物の使用状況などをとらえることはできなかった」と理由を明かした。

 性犯罪専門の弁護士イ・ウンウィ氏は「成人が自発的に集まったので、現行法上では処罰が難しい。性的趣向による私人の行為を規制することは、憲法に規定されている幸福追求権などに触れるため、むやみに法を作って規制するのも難しい」と述べた。

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