宗教団体アガドンサン「すべては神のために」放送禁止仮処分…「来月7日以降に決定」の見通し(画像提供:wowkorea)
宗教団体アガドンサン「すべては神のために」放送禁止仮処分…「来月7日以降に決定」の見通し(画像提供:wowkorea)
韓国の宗教団体「アガドンサン」と教主キム・ギスンがMBCとチョ・ソンヒョンPDを相手に申請した「すべては神のために:裏切られた信仰」の放送禁止仮処分審問が24日に開かれた。 裁判所は来月7日までに追加資料提出などを受けることにしたことから、決定はその後に下される見通しだ。

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24日、ソウル中央地裁所・民事合意50部(部長判事パク・ボンソク)は、アガドンサンとキム・ギスンが提起した放送禁止仮処分尋問を行った。 進行過程でMBC側の契約書原本などを要求したアガドンサン側の主張を受け入れ、決定を来月7日以降にする予定だ。

アガドンサン側の弁護人は申請趣旨が適合しているかに対する裁判所質問に「契約書原本を提示してくれればその内容に出ているはずだ」とし契約書原本を提出することを要求した。

これに対しMBC側弁護人は「任意でオープンが難しく、一部だけ提出する時も多くの手続きを経なければならなかった」と抗弁しながらも「権利移転などに対する部分は合意して提出できるようにする」と答えた。

アガドンサン側の弁護人は同日の尋問で、教主キム・ギスンがすでに1997年殺人および詐欺などの疑いに対して裁判所で無罪判決を受け確定した点も強調した。 これに対しMBC側弁護人は「母親が息子の死を容認し、両親が娘に対する集団暴行指示を履行し、月給なしの労働も権利を探さないこと、これがアガドンサンの中で起きたということを言いたかった」と反論した。

先立ってアガドンサン側はNetflixも一緒に仮処分申請対象に含めたが、すぐ除外した。 アガドンサン側の弁護人は「当初はNetflixKorea韓国法人を共同で仮処分したが、そちらでは制作と全く関連もなく権限もない。 米国本社がするというのでその部分は仮処分を取り下げた」と説明した。

一方、アガドンサンは8日、Netflixオリジナルドキュメンタリー「すべては神のために:裏切られた信仰」5話である「天国への道」と6話「死の園」編の放送を禁止してほしいと仮処分を申請した。 MBCとチョPDがこれを破れば、1日に1000万ウォン(約100万円)ずつをアガドンサン側に支給するようにも要求した。 仮処分は審問終結後、別途の期日を指定せずに裁判所が双方に決定を通知するだけに、決定は来月7日以降に下される見通しだ。
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