頭を下げる李監督=14日、仁川(聯合ニュース)
頭を下げる李監督=14日、仁川(聯合ニュース)
【仁川聯合ニュース】第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した韓国代表が14日、仁川国際空港から帰国した。李強喆(イ・ガンチョル)監督は記者団に対し、「申し訳ないという言葉しかない」と述べた。 李氏は今月4日、決勝ラウンド進出を目標に掲げ、B組の1次ラウンドの開催地である日本に向かった。 韓国は初戦でオーストラリアに7―8で敗れ、日本との第2戦も4―13で大敗した。12日にチェコを7―3で下して準々決勝進出の可能性をわずかに残したが、オーストラリアがチェコ戦に勝利したため中国戦の結果に関係なく敗退が決まった。中国との最終戦は22―2で五回コールド勝ちだった。 空港には1次ラウンドで敗退した韓国代表を拍手や声援で迎えるファンはおらず、代表をねぎらうイベントなども開かれなかった。 選手らは一様に厳しい表情を浮かべ、足早に到着ロビーを離れた。ファンにサインを求められ、丁寧に断る選手の姿も見られた。 取材に応じたのは李氏だけだった。李氏は不甲斐ない成績だったことに謝罪したうえで、「選手たちを非難しないでもらえるとありがたい。非難はすべて私にしてほしい」と伝えた。 また「自分の技量を(試合で)全て発揮できるのも実力のうちだが、そうなるためには経験も積まなければならない」とし「優れた技量を持っているので、少し待っていただければ成長して国際大会で良い結果を出せるだろう」と話した。
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