泥まみれになった「UN」の思い出(画像提供:wowkorea)
泥まみれになった「UN」の思い出(画像提供:wowkorea)
韓国男性デュオ「UN」出身のキム・ジョンフンとチェ・ジョンウォンが、そろって良くないプライベート騒動で、醜聞をもたらしている。

キム・ジョンフン の最新ニュースまとめ

 先立って2019年2月、キム・ジョンフンは一般人とのリアル恋愛番組、TV朝鮮の「恋愛の味」に出演する中、元恋人のA氏に訴えられた。彼がA氏に中絶を強要しただけでなく、妊娠の事実を知ったキム・ジョンフンが家を与えると言ったまま、連絡が途絶えたというのだ。

 これにキム・ジョンフンの所属事務所Creative光は、「妊娠中の子どもが本人の子どもだと確認された場合、養育に対するすべての部分において、全面的に責任を取るという意向を、数回女性の方に伝えている。しかし、お互いの意見の相違により、円滑な対話が行われなかった」とし、「今回のことと関連し、虚偽事実があると判断された場合、すべての法的対応をする」と、立場を明らかにした。

 以後、A氏は訴訟を取り下げたが、息子を出産後の2020年6月、キム・ジョンフンを相手取り、出産した子どもに対する認知請求訴訟を起こした。昨年4月、ソウル家庭裁判所は子どもがキム・ジョンフンの子であることを認知するという内容の判決を宣告し、同年5月に判決が確定した。

 そんななか18日、キム・ジョンフンはA氏が妊娠の事実で数回に渡り脅迫し、連絡が途絶えたり、妊娠中絶を強要したりしたとする虚偽事実を流布したとして、1億ウォン(約1000万円)相当の損害賠償請求訴訟を提起したが、敗訴となった事実がひと足遅れて知られた。

 裁判部は、提出された証拠だけではキム・ジョンフンの主張を認めにくいという理由で、これを受け入れなかった。同時に、A氏が胎児および妊娠検査薬の写真を掲載し、キム・ジョンフンに言及したり、コメントをした行為も違法行為とみるのは難しいと判断した。

 今月9日、YouTubeチャンネル「芸能裏統領イ・ジンホ」には、チェ・ジョンウォンと関連する暴露映像が投稿された。40代男性の情報提供者B氏は、自身の妻C氏と密会し、家庭を破綻させた不倫男がチェ・ジョンウォンだと主張した。

 騒動があらわになると、すぐにチェ・ジョンウォンは翌日、公式コメントを発表した。C氏については、「元恋人でもないし、幼い頃から家族ぐるみでも親しく過ごした近所の妹」と釈明した。

 さらに、「カカオトークに久しぶりに名前が出てきて、うれしさがあり、そんな気持ちで安否を問うために連絡して2、3回食事をしたが主に家族、仕事、子どもの話など日常の安否に対する会話をして、記事の内容のような不適切なことは、絶対になかった」と強調した。

 続いて、「情報提供者は数回私に暴言、脅迫などをして、責任を私になすりつけ、金を払えという公文書まで送り、苦しめてきた状況」とし、「このことは追って法廷で真実を明らかにし、私が被った被害に対しても、法的措置を取る考え」と伝えた。

 しかしB氏は、またその翌11日、ある韓国メディアを通じて、「食事ではなく、2人きりで酒を飲んだ場所がチェ・ジョンウォンの家であり、その後も会い続けた」とし、「損害賠償訴訟で勝訴し、受け取った損害賠償金は、全額ひとり親家庭の支援団体に寄付する」と反論した。

 一方、キム・ジョンフンとチェ・ジョンウォンは、2000年に「UN」としてデビューし、「一生」、「波」、「贈り物」、「Miracle」、「彼女に」などのヒット曲を発売して人気を集めた。彼らは、2005年9月に解散したが、2016年にはJTBC「シュガーマン」に出演し、多くの人に思い出をプレゼントし、話題を集めた。
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