チョン・ウヨン、「W杯舞台への切実さが大きい…1日も無駄に使わなかった」(画像提供:wowkorea)
チョン・ウヨン、「W杯舞台への切実さが大きい…1日も無駄に使わなかった」(画像提供:wowkorea)
サッカー韓国代表チームの主要MFチョン・ウヨン(アル・サッド)が2022年FIFAカタールワールドカップ(W杯)出場に対する強い意志を隠さなかった。

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 チョン・ウヨンはアイスランドとの最終親善試合(11日午後8時、華城総合競技タウン)を翌日に控えた10日、公式記者会見で「W杯出場のために1日も無駄にせず体調を管理した」とし「W杯まで最もコンディションが良かった時、それ以上の体調を整えるのが目標であり、今その段階にある」と明らかにした。

 4年前のロシアW杯に続き2度目のW杯参加を目前にしたチョン・ウヨンは「個人的に最後のW杯だと思うが、この舞台への切実さが本当に大きい」とし「1日も無駄にに使わなかった」と強調した。

 同時に「負傷後にコンディションを引き上げるのに少し困難があった」とし「9、10月からは1番良かったときのコンディションに戻すために最善を尽くしている」と付け加えた。

 チョン・ウヨンは韓国代表チームになくてはならない核心メンバーだ。パウロ・ベント監督就任後、チョン・ウヨンのいない中盤は想像しにくかった。守備的MFを1人で務めたり、ファン・インボム(オリンピアコス)とともに中央MFを担当したりもした。

 チョン・ウヨンは「ワンボランチであれダブルボランチであれ、もっと好むものは別にない」とし「戦術は監督が選択するものであり、相手に合わせて持ってくるものであるだけに、何であれ関係ない」と淡々と述べた。

 一緒に息を合わせるパートナーに対しても「代表チームに来るメンバーはみんな、韓国最高の選手であり、どんな選手でも各自の長所がありシナジー効果が異なる」とし「与えられた役割に合わせて対応する」と述べた。

 チョン・ウヨンは本当に重要なのは「相手より自分たち」という点を何度も強調。彼は「前回のW杯で見せたように、僕たち11人が体力的、組織的に準備できていれば、どんな選手たちと対戦しても不足なく試合結果をもたらすことができる」とし「相手よりは自分たちにフォーカスを合わせなければならない」と語った。

 さらに「前回のW杯は監督も変わって慌ただしい状況で追われた反面、ことしは4年間準備して最終予選をうまく乗り越えた」とし「大変な時期もあったが、チームとして勝ち抜く過程をみんなで共にしたので懸念より期待がより大きい」と付け加えた。

 チョン・ウヨンは、眼窩骨折手術から回復中の“キャプテン”ソン・フンミン(トッテナム)の復帰も応援した。

 彼は「手術前に連絡したが、(W杯出場)意志を示した」とし「W杯は当然、すべての選手が夢みる舞台だが、主将のソン・フンミンはもっとそうだと思う。十分共感できるし、早く回復して戻ってきてほしい」と述べた。

 韓国代表は11日午後8時、キョンギド(京畿道)華城総合競技タウン主競技場でアイスランドと最後の親善試合を行う。まだ欧州組が代表チームに合流していない状況で、今回の試合は先月28日から招集トレーニング中の国内組を中心に行われる。その後、翌日12日にW杯に出場する26人の最終メンバーが発表される。

 チョン・ウヨンは「1試合1試合が僕たちにとって本当に重要で、明日も同じだ」とし「W杯初戦前最後の試合であるだけに、1週間訓練したことを最大限見せて、結果と内容をすべて手に入れる」と誓った。

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