7月のサッカー・アジアカップ開催期間中の飲酒で物議を呼んだ韓国代表チームのイ・ウンジェ(水原)、ウ・ソンヨン(蔚山)、キム・サンシク(城南)、イ・ドングク(ミドルスブラ)の4選手に対し、大韓サッカー協会は2日、1年間の代表資格停止とする処分を下した。サッカー協会の李甲珍(イ・ガプチン)賞罰委員長が明らかにした。
 また、飲酒を主導したイ・ウンジェに資格停止1年のほか、サッカー協会主催大会への出場停止3年、社会奉仕80時間を、残る3人についても協会主催への出場停止2年と社会奉仕40時間を命じた。現在海外のチームに所属しているイ・ドングクは、国内のチームに復帰したときから懲戒を適用し、代表資格停止は即時適用される。

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 賞罰委員会はまた、管理責任を問い、コーチのホン・ミョンボ氏とゴールキーパーコーチのコサ氏に厳重警告、イ・ウンジェらに同行した医務トレーナーのカン・フン氏をサッカー協会人事委員会に回付した。

 李委員長は「代表チームの主将を務める選手が、重要な国際大会の最中に宿所を抜け出し飲酒したことは応分の厳格な処罰を受けるべき行為。技術委員会の報告書と本人らの陳述を基に、主導者と加担者をわけて処罰した」と話している。今回の処分では国内リーグのKリーグへの出場に支障はないが、これについては代表選手の管理主体は代表団であり所属チームとは関係がないことと、所属チームへの影響を最小限に抑えるためだとしている。また、選手管理の固有権限と責任は監督にあるが、当時のピム・ファーベーク監督がすでに辞任していることから、コーチ陣を厳重警告とすることにしたと説明している。


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