ハンガリーショートトラック監督、競技中に負傷し11針縫った韓国選手のため「大きな手袋」探して渡す(画像提供:wowkorea)
ハンガリーショートトラック監督、競技中に負傷し11針縫った韓国選手のため「大きな手袋」探して渡す(画像提供:wowkorea)
ショートトラックハンガリー代表チームを率いるチョン・ジェス監督が、競技中に負傷した韓国代表パク・ジャンヒョクのために手袋を探して渡したエピソードが韓国で話題だ。

パク・スンヒ の最新ニュースまとめ

 韓国代表のパク・ジャンヒョクは男子1000メートル準決勝で転倒し、左手を11針縫うけがを負った。

 13日、中国・北京キャピタル室内競技場では北京冬季オリンピック・ショートトラック男子500メートル決勝がおこなわれ、ハンガリーのシャオアン・リューが金メダルを獲得した。

 この日、韓国のテレビ局SBSの中継画面は、ハンガリーのチョン・ジェス監督がシャオアン・リューの金メダル獲得に喜ぶようすをとらえていた。

 2人が手を取り合い、涙を流すシーンを伝えた韓国のペ・ソンジェキャスターは「チョン監督はパク・チャンヒョク選手が負傷した際、大きいサイズの手袋を探してくれた方」と言及。すると、解説者のパク・スンヒ氏は「そうそう、手袋を探して渡してくれた方ですね」と当時を振り返りながらエピソードを伝えた。

 去る7日、手を負傷し応急措置を受けた韓国のパク・チャンヒョクは、その後も欠場することなく「試合に出たい」と意思を示した。これに、普段着用している手袋よりも大きいサイズの手袋が必要となった韓国チームに対し、ハンガリーのチョン・ジェス監督は大きめの手袋を探して渡したという。結局、1500メートル決勝まで進んだパク・チャンヒョクは北京で闘魂のレースを続けた。

 このエピソードに韓国のネットユーザーたちは「これぞフェアプレー」、「感動した」、「中国、見てる?」、「本当にありがとうございます」などの反応を見せると共にハンガリー代表の金メダルを祝福するコメントが殺到した。

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