文在寅 韓国大統領は、新型コロナワクチン支援について「北朝鮮も当然 協力対象となる」と語った(画像提供:wowkorea)
文在寅 韓国大統領は、新型コロナワクチン支援について「北朝鮮も当然 協力対象となる」と語った(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、北朝鮮に対する新型コロナウイルス感染症ワクチン支援について「北朝鮮も当然 協力対象となる」ときのう(14日)語った。

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文大統領はこの日、オーストリアのアレクサンダー・ファン・デア・ベレン大統領との首脳会談後の共同記者会見で、“人道主義的次元において 北朝鮮に対するワクチン支援計画があるのか”という質問を受け、先のように答えた。

文大統領は「現在 韓国は、ワクチン接種速度を上げている」とし「しかし ワクチン接種において 高所得国家たちが先がけたとしても、それだけで 新型コロナから解放されるわけではない」と語った。

つづけて「開発途上国をはじめとした低所得国家など あらゆる国々が公平にワクチンと接することができてこそ、初めて新型コロナから解放されることができ、韓国は開発途上国に対してワクチン供給を拡大できるCOVAX(新型コロナワクチン共同購入の国際的枠組み)への支援を増やすことにした」と語った。

また「一方で 韓国は米国とのワクチン・グローバルパートナーシップ合意にしたがって、グローバル・ワクチン生産ハブとなって ワクチン供給を増やし、全世界のコロナ退治に貢献していく」とし「韓国がグローバルハブの役割をする場合、北朝鮮も当然 協力対象となる」と強調した。

文大統領は「北朝鮮が同意すれば、北朝鮮にワクチン供給を協力することを積極的に推進する」とし「米国も 北朝鮮に対する人道主義的協力に対しては、積極的に支持していると語っていた」とも強調した。

ベレン大統領は「文大統領の意見に同感する」とし「パンデミックは 全ての国々が共に努力をしてこそ、克服可能だと考える」「そのため ヨーロッパ、そして開発途上国・貧しい国々全てが、ワクチンを受給することが重要だ。北朝鮮も同様だ」と語った。ただ「北朝鮮側から このことに関して どのような立場をとっているのか、関連状況に対するデータが存在しているのか わからない」とし「何かシグナルがあれば、当然協力する」と語った。

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