朝鮮戦争白石山戦闘の英雄、約70年ぶりに家族のもとに=韓国(画像提供:wowkorea)
朝鮮戦争白石山戦闘の英雄、約70年ぶりに家族のもとに=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の国家報勲処と国防部の遺体発掘鑑識団は31日、キョンギ(京畿)道パジュ(坡州)市イムジンガク(臨津閣)にある6・25戦争(朝鮮戦争)参戦記念碑で「護国の英雄帰還行事」を開催する。

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 イムジンガク(臨津閣)一帯は、朝鮮戦争の初期に爆破され、現在も残っている臨津閣鉄道と共産軍捕虜の国軍および国連軍が自由を求めて渡ってきた「自由の橋」など、戦争の痛みが漂っている場所だ。

 2017年6月、護国英雄帰還行事の当事者である故ユン・ドクヨン一等兵と故カン・ソンギ一等兵は江原道の白石山で、国防部遺体発掘鑑識団と陸軍21師団の将兵らによって発見された。故人が参戦した白石山の戦い(1951女8月18日~10月1日)があった白石山は、朝鮮戦争の激戦地として知られている所だ。白石山では2000年から現在まで500体以上の遺骸が発掘されている。最近では遺族の遺伝子試料採取で14人の身元が確認された。

 故ユン・ドクヨン一等兵の息子「ユン・ウォンドク」さん(73)は「父に会ったことはないが、常に尊敬し、命を与えてくれたことに感謝している」とし、「父を探せるよう気を使ってくれた国家にも礼をいいたい」と話した。
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