＜サッカー＞韓国代表監督、空港での騒ぎに「まだ準備段階」と理解求める

男子サッカー韓国代表のシン・テヨン監督（47）が不振続きへの批判に、「まだ準備段階」と理解を求めた。

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　シン監督は15日、ソウル・サッカー会館で記者会見を開き、「強化試合でうまくいって浮かれてW杯で全敗するより、いま、むちで打たれるほうがいい。国民はいまの流れに満足できないかもしれないが、計画通りW杯に向かって準備していく」と明かした。

　シン監督は15日、ヨーロッパ遠征2連戦を終え、仁川空港から帰国した。強化試合では、ロシアに2-4、モロッコに1-3で敗北し、期待に応えるには至らなかった。空港では不十分な競技力に対する一部ファンの抗議デモが続き、現場の雰囲気は冷めきっていた。通常、入国ゲートでインタビューをおこなうが、シン監督はサッカー会館へと席を移さなければならなかった。

　シン監督は「空港でこうした事態が起こるとは思っていなかった。気分は良くないが、彼らもサッカーを愛していると悟った」と心境を述べた。

　続けて「（欧州）2連戦で何が必要かを感じることができた。計画通り準備すれば、6月には認められる代表チームになっているだろう」と意気込みを語った。