＜KLPGA＞新人王争いは最終戦まで…イ・ジョンウン、イ・ソヨンの戦い

賞金王はパク・ソンヒョン（23）、大賞はコ・ジニョン（21）と早めに決定した。しかし人生で一度きりの新人王争いが残っている。

パク・ソンヒョン の最新ニュースまとめ

　2016シーズン韓国女子プロゴルフ（KLPGA）ツアー最終戦であるADTキャプス チャンピオンシップが11日から3日間、京畿道（キョンギド）サウススプリングスで開かれる。

　激しかった各タイトル争いは終盤だ。7勝をあげ最高の1年を過ごしたパク・ソンヒョンは来年の米国進出準備で今大会に出場しないにもかかわらず、各タイトル部門1位を確定した。彼女は最多勝をはじめ、賞金（13億3309万ウォン）、平均打数（69.61打）など3冠王を確定。特に賞金部門は単一シーズン最高額を更新した。

　大賞ポイントは1点差でコ・ジニョンが手にした。562点でパク・ソンヒョンに1点リードしているコ・ジニョンは今大会にパク・ソンヒョンが不参加のため大賞のタイトルを獲得した。

　しかし新人賞争いは終わっていない。トップのイ・ジョンウン（20）が1997点、2位のイ・ソヨン（19）が1963点と2選手のポイント差は34点に過ぎない。

　今大会60位までに付与される新人賞ポイントは10位内の成績を出した場合、最低70点を獲得し、30位を記録しても40点を獲得できるため、2人の新人賞争いは最後まで見逃せない。

　イ・ソヨンは「今シーズンが始まった時、シーズン1勝と新人王を目標に定めた」とし「シーズン1大会を残した時点で、大きな欲を出さず、リラックスして試合に臨めば良い結果は自然とついてくると思う」と覚悟を固めた。