＜サッカー女子W杯＞崖っぷちの韓国代表、オタワ入り…精神的・肉体的な回復がカギ

2015国際サッカー連盟（FIFA）カナダ女子W杯に参加している韓国サッカー代表チームがグループ予選第3戦がおこなわれるオタワ入りした。先立って第1戦、2戦で1敗1分けとなった韓国は、次のスペイン戦で勝利しなければ16強に進出できない。

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　状況は容易ではないが、結果的に抱いた夢はまだ崩れていなかった。ユン・ドクヨ監督と選手たちは2つの目標を立てて大会に参加した。1つはW杯初勝利で、もう1つは16強進出だ。2つともまだ有効だ。スペインを破ればグループ2位で16強進出が可能だ。

　来る18日午前8時（以下、日本時間）カナダ・オタワにてスペインとE組予選第3戦をおこなう韓国女子代表チームが15日午前オタワに到着した。

　韓国はモントリオールで第1戦、第2戦をおこなった。10日ブラジルとの第1戦で0-2と敗戦したユン・ドクヨ号は14日のコスタリカ戦で後半44分まで2-1とリードしていたが、最後1分を守れず、痛恨のゴールを許し2-2と引き分けた。1敗1分、勝ち点1点に留まった韓国はE組最下位となった。

　崖っぷちとなった韓国代表チーム。韓国が16強に進むためには、スペインを破り2位になるしかない。引き分けや負ければ終わりだ。しかしスペインに勝てばW杯初勝利、そして16強進出を達成し、韓国代表チームが願っていた2つの目標を掴むことができる。容易ではない目標だが、不可能なことでもない。カギは「回復」だ。精神的・肉体的後遺症を最小限に抑えることが勝敗のカギを握っている。