「僕は限りなく運がいい俳優」

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映画俳優キム・スンウが謙虚な言葉で自己紹介した。彼がそう言う理由は、トップ女優コ・ヒョンジョンとチャン・ジニョンと共演した映画が、ほぼ同時期に公開を控えているため。

31日に公開される映画『浜辺の女』(監督:ホン・サンス/制作:映画社ポム)では、コ・ヒョンジョンの男“ジュンレ”として、1週間後の9月7日に公開される映画『恋愛、その耐えがたい軽さ』(制作:グッドプレーヤー)では、チャン・ジニョンの男“ヨンウン”として熱演する。それもヒロインに惚れこむ男ではなく、両作品とも二股をかける浮気者の役柄だ。

中でも、スクリーンに初挑戦するコ・ヒョンジョンの初めての相手役という点は、彼にとって大きな意味を投げかけたようだった。

キム・スンウは21日午後、ソウル鐘路(チョンノ)ソウル劇場で開かれた映画『浜辺の女』 記者会見で、「僕は限りなく運がいい俳優」と謙虚に自身を評価した後、「コ・ヒョンジョンの初めての映画で、共演できて気分が良かった。ご存知の通り、素晴らしい演技力を持つ方なので、一緒に撮影しながらたくさん学んだ」と、息を合わせた感想を明らかにした。

これに対しコ・ヒョンジョンは、「キム・スンウさんは撮影現場のムードを盛り上げてくれる才能を持っていて、さらにいい芝居ができたと思う」という言葉で応えた。

今回、スクリーンデビューとなったコ・ヒョンジョンは、“ムンスク”のキャラクターと実際の性格を比較してくれという質問に、「“クソッ”“チクショウ”とかは日常用語じゃないですか?私も実際によく使う言葉」「図太い性格だけ除けば“ムンスク”と“コ・ヒョンジョン”は、ほとんどそっくりな人物だと思う」と比較する。
また、“ホン・サンス作品”らしくない、露出度が低い点については「俳優のせいではない」と一蹴した。
コ・ヒョンジョンは「俳優が監督とベッドシーンを相談することはできない」「きっと私ではなく、他の女優が“ムンスク”を演じるとしても同じような露出度だったはず」と答えた。

劇中、キム・スンウはクールで理性的なように見えるが、実際には俗物の塊で気が小さい映画監督“ジュンレ”を演じ、一段と磨きがかかった演技力を披露した。

彼は、ホン・サンス監督が“監督”役のモデルになるかという質問に「はい」と短く答えた後、「けれども、ホン監督だけでなく、以前から一緒に仕事してきた監督たちの共通的な喋り方やジェスチャーを観察したのが、参考になった」と答えた。

コ・ヒョンジョン、キム・スンウ、ソン・ソンミなど、ベテラン俳優たちの素晴らしい演技を見られる映画『浜辺の女』は、春を迎えてテアン半島に旅に出た4人の30代男女の同床異夢を描いたロマンス映画。31日公開。


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