アジアサッカー連盟(AFC)が、伝統のライバルに南北サッカー代表チームを挙げた。

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 AFCは18日(日本時間)、来年1月オーストラリアで開催されるアジア杯を控え、関心を集めるライバル国家を紹介。AFCは「南北のコリアンダービーこそ、代表的なクラシックダービー」と説明した。

 AFCは、南北の歴史的な背景と共に歴代の戦績などを比較し、詳細に記載。「東・西ドイツが統一されるまでライバル関係にあったように、韓国と北朝鮮はずっと競争関係を成してきた」と伝えた。

 1978年バンコクで開かれたアジア大会での初対決は0-0の引き分けで共同優勝。その後、韓国は北朝鮮と14回対戦し、6勝1敗7分けと優位に立っている。オリンピックの代表戦では、2勝1敗1分けで僅差ではあるが、こちらも韓国がリード。FIFAランキングでは、韓国が66位、北朝鮮は148位にランクインしている。

 ことし10月に終了した2014仁川アジア大会では、南北男子が決勝戦へ進出。イ・グァンジュン監督率いる韓国代表がイム・チャンウ(大田)の決勝ゴールを決め、1-0で勝利。28年ぶりにアジア大会で金メダルを手にした。

 来年1月のアジア杯では、オーストラリア・オマーン・クウェートと同組のA組に属した韓国。予選を通過した場合、ベスト8で北朝鮮とあたる可能性がある。

 AFCは「もし、南北が1月のアジア杯で組別予選を勝ち進んだ場合、オーストラリアで再びライバル対決が繰り広げられるかもしれない」と期待感を示した。


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