【ソウル聯合ニュース】19日の韓国大統領選で与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)氏が当選した。朴氏の外交・安保分野の人脈は朴氏のシンクタンクの役割を果たしてきた「国家未来研究院」関係者が中心となっている。
 盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の際、国家安全保障会議(NSC)政策調整室長、外交通商部次官補、青瓦台(大統領府)外交安保首席を務めた尹炳世(ユン・ビョンセ)氏は朴氏選対の国民幸福推進委員会の外交統一推進団長として活動してきた。尹氏の指示を受け、実務を統括した崔大錫(チェ・デソク)梨花大学統一学研究院長は7~8年前から朴氏の諮問を行ってきた。両氏は国家未来研究院の創立前から朴氏をサーポトしてきたという。
 柳吉在(リュ・ギルジェ)北韓大学院大学教授やホン・ヨンピョ漢陽大学教授は北朝鮮政策、李正民(イ・ジョンミン)延世大学教授や?現錫(ユ・ヒョンソク)慶煕大学教授は外交・安保分野を担当した。
 朴氏の選対関係者によると、外交統一推進団には約30人の外交・安保、北朝鮮専門家がいるという。
 外交官出身ではキム・ヨンモク元ニューヨーク総領事が外交・安保分野の特別補佐官として活動した。党の国際委員長を務めた金宗フン(キム・ジョンフン)氏と?允ジョ(シム・ユンジョ)氏も外交官出身の現役議員として選対の外交・安保分野に加わった。 

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