韓国製の新型コロナ診断キットが去る14日、米国連邦災難管理庁に貨物で運送されている(提供:news1)
韓国製の新型コロナ診断キットが去る14日、米国連邦災難管理庁に貨物で運送されている(提供:news1)
米国のラリー・ホーガン メリーランド州知事は、韓国製の診断キットの空輸による受け取りを自身が決定したことに対するドナルド・トランプ米国大統領の非難を受けていることについて「わけがわからない」という立場を明らかにした。

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ホーガン州知事は韓国系の妻の助けで50万回分の新型コロナウイルス感染症の診断キットを空輸した。このキットは去る18日に大韓航空旅客機に積まれワシントンの空港に到着し、ホーガン州知事夫妻は空港に出向き航空機を直接迎えた。

しかしトランプ大統領はこれに不満を表した。去る20日の記者会見で「ホーガン州知事は韓国にまで行く必要はなかった。マイク・ペンス副大統領にまず連絡していれば検査費用を削減できていた」と指摘した。

これに対しホーガン州知事側は反撃に出た。ホーガン州知事は米国向けのニュース専門放送局とのインタビューで「もし新型コロナの検査数を増やすのに私が選んだ方法よりもっといい方法があるのなら、その道を選んだはずだろう」として、韓国製診断キットの空輸決定を後悔していないという意思を表した。

米国連邦政府の支援がない中で、韓国製診断キットの空輸に踏み切ったというのがホーガン州知事の立場である。彼は前日ツイッターを通じて、連邦政府への診断キットの要請が受け入れられなかったことを証明する書簡写本を公開した。

ホーガン州知事は「きのうのトランプ大統領の記者会見は何か軌道から外れた感じだった。なぜそのようなことを言うのかわからない。連邦政府が提供した目録にある州内の新型コロナ実験室には検査の余力がなかった。しかし我々はいまや診断キットを空輸で受け取り、連邦政府の実験室も確保されたので、あとはすばらしい解決策が出ることだろう」と語った。

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