改定案に署名する王氏(右)とロレンザーナ氏(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
改定案に署名する王氏(右)とロレンザーナ氏(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国防衛事業庁は26日、南部・釜山で開かれた韓・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議にあわせてフィリピン、シンガポールと防衛産業協力に関する了解覚書(MOU)を締結したと発表した。

ジョンホン の最新ニュースまとめ

 

 防衛事業庁の王浄弘(ワン・ジョンホン)庁長とフィリピンのロレンザーナ国防相はこの日、釜山市内のホテルで「韓・フィリピン特定防衛産業物資調達に関する施行約定改定案」に署名した。これにより、韓国とフィリピンの間で政府対政府契約を締結できる韓国企業を拡大する。

 また、防衛事業庁はシンガポール国防省と「化生放(化学・生物・放射性物質)分野情報交換に関する協定」を締結。両国が保有する技術と経験に共同投資し、成果を共有するための基盤を設けた。

 25日にはマレーシアのマハティール首相が南部の慶尚南道泗川市にある航空機メーカー、韓国航空宇宙産業(KAI)本社を訪問し、韓国製航空機を視察した。

 同日、ブルネイのボルキア国王は釜山の韓国空軍第5空中機動飛行団を訪れ、戦闘機のFA50に試乗した。

 王庁長は「韓・ASEAN特別首脳会議がASEAN各国との防衛産業協力を一段階引き上げる契機になった」とし、「韓国防衛産業企業のASEAN進出活性化に大きく寄与するだろう」と述べた。


Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0