”負傷防止”プログラムと夜間練習… ディテールまで神経つかうサッカー韓国代表
”負傷防止”プログラムと夜間練習… ディテールまで神経つかうサッカー韓国代表
来る31日イラン、そして9月5日ウズベキスタンと2018ロシアワールドカップアジア最終予選で9・10次戦に臨む韓国代表が21日午後、坡州(パジュ)NFCに召集された。

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 選抜された26人中、早期召集が可能だったKリーグ所属選手11人、中国リーグ所属の4人、そしてカタールのナム・テヒなど計16人が同日、合流。完全体ではないが、ついにシン・テヨン監督率いる韓国代表が動き出した。

 召集後、シン・テヨン監督は「希望としては、イラン戦で楽に勝利して挽回したい。しかし、現実を直視しなければならない。私がしたいサッカーを少しの間、封印する覚悟だ。どのように戦ってでも、勝って本戦に進むことが最優先」と話し、「小さいこと一つ一つまで、すべてに神経をつかっている」と明かした。

 監督の会見がスタートした時刻は午後4時。通常、会見後すぐに選手らがいる練習場に出て、簡単にリカバリーを実施するのが召集初日のメニューだった。しかし、この日は午後6時30分からトレーニングをスタート。イラン戦前日まで同じようなスケジュールの予定だ。最大限、試合時間と同一の環境でトレーニングをおこなうためだ。

 シン・テヨン監督は「最初は、午後8時からトレーニングを始めるべきかと悩んでいた。イラン戦の試合開始時刻に合わせるためだ。しかし、8時にスタートして約1時間40分から2時間トレーニングをすると、夕食時間が午後10時30分を過ぎる。その後の就寝時間は深夜となり、選手たちのバランスが崩れてしまうと判断した」とし、練習時間を午後6時30分スタートにした背景を説明。

 ディテールまで神経をつかうシン・テヨン監督の努力は、初トレーニングで「負傷防止プログラム」を進行したことでも感じることができた。本格的なトレーニングを前に、選手たちは3グループに分かれて負傷防止のためのプログラムを消化した。

 チーム関係者は「本当に重要な試合が近づいているため、監督をはじめ全スタッフが神経をつかっている。選手たちの力となることは何でも手助けし、選手たちにとって少しでもプラスになることであれば徹底して取り入れている」とし、総力戦であることを改めて明かした。

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