FIFAクラブW杯5位の全北チェ監督、代表DFキム・ジンス(ホッフェンハイム)獲得に関心?
FIFAクラブW杯5位の全北チェ監督、代表DFキム・ジンス(ホッフェンハイム)獲得に関心?
日本で開催中のFIFAクラブW杯を5位で終え、有終の美を飾った全北現代が15日午後、仁川国際空港を通して帰国した。ことし初召集の去る1月4日から1年間、ほぼ休む間もなく駆け抜けてきた。

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 仁川国際空港でインタビューに応じた全北現代チェ・ガンヒ監督は「おそらく、監督を務めて最も長い日程を消化したのではないだろうか」と笑った。

 10年ぶりに出場したFIFAクラブW杯。今大会は残念さと満足感が共存した大会だった。去る11日のクラブ・アメリカ戦では、先制ゴールを決めながらも逆転負け。ベスト4進出に失敗した全北は、14日のマメロディ・サンダウンズ戦を4-1で大勝し、強烈な印象を残した。しかし、チェ監督は負けた試合を頭に残すことにしている。

 「クラブW杯は、大きく見れば出場できることだけでも光栄な場であるが、残念な思いが残ったのも事実」とし、「結局、来シーズンにしなければならないことは全体的なクオリティを上げること。ACL優勝も重要だが、継続してレベルを高めていかなければ」と、すでに監督の目は来季を見据えていた。

 「サプライズな獲得ニュースはあるのか」との質問にチェ監督は「きっと、ないだろう。適当な対象者がいない」としながら、「新たな選手獲得よりは、選手を守る(引き留める)ことに神経を使いたい。契約延長の締結という点に力を注ぐ」と明かした。

 一部では、ホッフェンハイム(ドイツ)所属の韓国代表DFキム・ジンス(24)と接触していると報じられている全北。これについてチェ監督は「私の口から彼(キム・ジンス)の名前が出たことは一度もないはずだが…。すでに獲得が確実のような記事が出ているようだね」と苦笑いしつつも、関心がないわけではない、との表情を見せた。

 「実は…」と口を開いたチェ監督は、「初めて彼(キム・ジンス)のエージェントと連絡をとり、おおよその年俸などを把握した。移籍金など、様々な問題があり…」と最後は言葉を濁した。

 現在、ヨーロッパ内のクラブチームを前提に考慮しているというキム・ジンス。チェ監督は「万が一、Kリーグに戻ることがあれば全北を考えてほしい、という会話はした」と話し、来季構想の片隅にキム・ジンスがいることを示唆した。

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