英サンダーランド、韓国代表DFキム・ヨングォンの獲得に興味

韓国サッカー選手と”縁がある”と言われてきた英国サンダーランドAFCとディック・アドフォカート監督が、再び韓国選手に興味を示している。主人公は、中国サッカー・スーパーリーグ・広州恒大で活躍中のDFキム・ヨングォン（25）だ。

キム・ヨングォン の最新ニュースまとめ

　サンダーランドの地域紙は9日（日本時間）、「守備の補強を進めるサンダーランドのアドフォカート監督が、韓国代表DFキム・ヨングォンの獲得に興味を示している」と報じた。キム・ヨングォンの移籍金は、100万ポンド（約1億9000万円）と策定されている。

　ことし12月に広州恒大との契約が満了となるキム・ヨングォンに対して、ヨーロッパのクラブチームが興味を示しているのだ。すでに去る7日、英国のデイリースターは「イングランドのスウォンジー・シティ、サウサンプトンFC、サンダーランドとスコットランドのセルティックが、キム・ヨングォン獲得に向けて動き出した」と伝えた。

　名乗りを挙げたクラブチームの中で、サンダーランドが最も有利だとし、その理由に「アドフォカート監督とサンダーランドは、これまでも韓国と縁がある」と報道。アドフォカート監督は過去2006年、韓国を率いてドイツW杯に出場し、その後もキム・ドンジンとイ・ホを自身が指導するチームへ呼び、UEFAカップ優勝を手にした経歴がある。

　今シーズン11試合に出場し、チームの中心的役割を果たしているキム・ヨングォンだが、現在は負傷により試合から離れている。そのため、2018ロシアW杯2次予選・1次戦のミャンマー戦には合流できなかった。