朴泰桓=(聯合ニュース)
朴泰桓=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ソウル中央地検は6日、2008年北京五輪の競泳男子400メートル自由形の金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン、25)に世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物を投与したとして、業務上過失致傷の罪でソウル市内にある病院の院長を在宅起訴した。 検察によると、病院長は昨年7月、筋肉増強効果のある禁止薬物、テストステロン成分が含まれた「ネビド」の副作用や注意事項を十分に説明せず、ドーピング検査で問題にならないとして、注射を打った疑いが持たれている。 検察は二人とも同薬物が禁止薬物との認識がなかったことは確認したが、医者には薬物の成分や注意事項、副作用を確認し、患者に説明する義務があるとした大法院(最高裁)の判例や日本の判例を挙げ、病院長を起訴した。 また、禁止薬物が投与され、体内のホルモン数値が変わることも健康を害する傷害罪に当たると判断した。 朴は昨年7月29日にソウル市内の病院で受けた注射によりドーピング検査で陽性反応が出たとして、今年1月に病院長を告訴した。 kimchiboxs@yna.co.kr
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