すねの負傷で帰国の途についた韓国代表チームの核心MFイ・チョンヨンの”空白”がどんどん大きくなっている。彼の不在を補うのは、ナム・テヒやチョ・ヨンチョルなど中東組だ。
すねの負傷で帰国の途についた韓国代表チームの核心MFイ・チョンヨンの”空白”がどんどん大きくなっている。彼の不在を補うのは、ナム・テヒやチョ・ヨンチョルなど中東組だ。
すねの負傷で帰国の途についた「シュティーリケ号」の核心MFイ・チョンヨン(26、ボルトン・ワンダラーズFC)の”空白”がどんどん大きくなっている。

イ・チョンヨン の最新ニュースまとめ

 韓国代表チームは、クウェートとの試合に勝利したものの、イ・チョンヨンをはじめとする主力選手の不在で、試合内容は残念なものだった。この勝利に、ただ笑うことはできない。

 13日に行われたクウェート戦で韓国代表チームは、1-0の勝利。2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

 しかし、シュティーリケ監督はじめ選手たちは、笑うことはできなかった。監督は「運が良かったために勝てた。きょうから韓国は、大会優勝候補ではない」とし、監督自ら冷酷な評価を下した。

 キャプテンのキ・ソンヨン(25、スウォンジー・シティ)は「11人が組織的に動くことができなかった。残念な試合内容だった」と振り返った。

 ソン・フンミン(22、バイヤー・レバークーゼン)、ク・ジャチョル(25、1.FSVマインツ05)など主力選手らは風邪の症状で試合に出場できず、さらにイ・チョンヨンの空白を実感させられる結果に。

 イ・チョンヨンの代わりに45分ずつピッチに立ったナム・テヒ(23、レフウィヤSC)とチョ・ヨンチョル(25、カタールSC)は、良い評価を得るには役不足だった。ナム・テヒは決勝ゴールを決めたものの、守備への加担、チームメートとの連携プレーという点で弱点を浮き彫りにした。また、チョ・ヨンチョルは、またしても存在感を示すことができなかった。

 シュティーリケ監督がイ・チョンヨンの代案として、ナム・テヒとチョ・ヨンチョルへ機会を与えたことで、残る試合でも2人がピッチに立つ確率は高い。

 また、2人以外にもイ・グノ(29、アル・ジャイシュ・ドーハ)やハン・ギョウォン(26、全北現代)などの代案がある。偶然にも、ハン・ギョウォンを除いた3人は現在、中東チームで活躍しているという共通点がある。その中で、ナム・テヒとチョ・ヨンチョルは中東勢相手にゴールを決め、韓国を勝利に導いた。中東選手との戦い方に、ある程度は慣れているという見方もできる。

 韓国代表チームは、決勝トーナメント進出を決定。ここからは、中東組の活躍がさらに重要となる。

 キ・ソンヨンは「(イ・チョンヨンが抜けたチームは)代わりに出る選手たちが、十分に役割を果たしてくれると思っている」と語る。”キャプテン”キ・ソンヨンの言葉通り、誰かがイ・チョンヨンの空白を埋めてこそ、55年ぶりにアジアの頂点が見えてくる。

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