北朝鮮が前日に「スカッド」とみられる短距離弾道ミサイルを発射したことについて述べた。
金報道官はまた、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞が10日付紙面でスカッドとみられるミサイルの発射場面を公開したことについて「メディアで公開したことは異例だ」と指摘。その上で、「これまでの東海側ではなく南西部の黄海道付近からミサイルを発射したことは、いつ、どこからでも弾道ミサイルを発射し韓国を威嚇することができることを誇示するためとみられる」と説明した。
韓国軍当局は、北朝鮮が前日に移動式発射台に搭載したスカッドミサイルを軍事境界線から40キロ離れた地域まで移動させ発射したと分析した。
このミサイルは北朝鮮が実戦配備している旧型のスカッドCの改良型である可能性が高いという。
軍関係者は「北が軍事境界線に近い地域から未明に奇襲的にミサイルを発射したのは、自分たちの武力を誇示したものだ」と話した。
また、今年2月から全般的な武器体系をすべて公開しているのは、戦略兵器を韓国との交渉カードに使おうという意図があるとの見方を示した。
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