キム・ヨナと握手する朴大統領=8日、ソウル(聯合ニュース)
キム・ヨナと握手する朴大統領=8日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が8日、ロシアでのソチ冬季五輪開幕を約1か月後に控えた韓国代表選手と指導者を激励するためソウル市内の泰陵選手村を訪問した。
 朴大統領は室内アイスリンクとジムで、五輪2連覇を狙う女子フィギュアスケートのキム・ヨナ、スピートスケート男女の看板、牟太範(モ・テボム)と李相花(イ・サンファ)らの練習を見守った。五輪で善戦し、国民に喜びと希望を届けてほしいと話した。
 韓国選手団長と各競技の団体長と歓談した席では、練習に励む選手の努力が結実するよう力添えを求めた。また、2018年に韓国で開催される平昌冬季五輪の成功に向け、冬季競技育成への支援意向を示した。
 続いて、朴大統領は選手村内の食堂で韓国代表選手らと一緒に昼食を取った。ソチ五輪の出場選手だけでなく、夏季五輪に備える選手も含め約250人が出席した。朴大統領は「国家代表選手と指導者の皆さんが持つ情熱、自信、覇気が大韓民国のエネルギー」と話しながら、選手が競技に打ち込めるよう政府が支援すると約束した。
 韓国代表選手団は23日に結団式を行い、来月1日にソチへ出発する。4個以上の金メダルを獲得と3大会連続の総合10位入りを目指す。

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