出陣式を行うWBC韓国代表=15日、ソウル(聯合ニュース)
出陣式を行うWBC韓国代表=15日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する韓国代表が15日、ソウル市内で出陣式を行った。
 韓国は第1回大会で4位、第2回大会で準優勝を果たした。今回は左腕の柳賢振(リュ・ヒョンジン、ドジャース)とキム・グァンヒョン(SK)、奉重根(ポン・ジュングン、LG)が出場を辞退。秋信守(チュ・シンス、レッズ)やキム・ジンウ(KIA)、ホン・サンサム(斗山)らの打線の主軸も欠き、不安が残る。投手陣は先発のユン・ソクミン(KIA)が中心となり、チョン・デヒョン(ロッテ)、オ・スンファン(サムスン)らのブールフェン陣は歴代最強とされる。李承ヨプ(イ・スンヨプ、サムスン)や李大浩(イ・デホ、オリックス)、金泰均(キム・テギュン、ハンファ)が率いる打線は前の大会に匹敵するとされる。
 出陣式に出席した李承ヨプは「いい選手らが数人欠いているが、韓国代表はチームの戦力が弱いといわれる時にもっと強い力を出す。最善を尽くし、もっといい記録を残したい」と抱負を語った。また、日本戦について、「日本だから勝たなければならないという考えはない。毎試合に最善を尽くす」としながらも、「日本戦では集中力や精神力、意欲が沸いてくる。いい勝負になるだろう」と語った。
 韓国代表は2月11日にソウルに集合し、12日から25日まで台湾で強化合宿を行う。1次ラウンドは3月2日から台湾で開かれる。韓国は台湾とオーストラリア、オランダとB組に入っている。B組の1位と2位はA組の1位と2位が有力視される日本とキューバと3月8日から東京ドームで2次ラウンドを行う。決勝ラウンドは米サンフランシスコで開かれる。

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