呉市長は記念辞を通じ、「われわれの目標は新庁舎建設ではなく、100年後も誇らしいソウルの象徴として残すことができる公共建物を建てること」と強調しながら、ソウル市の新庁舎が大韓民国の公共建物の新紀元に、ソウルのランドマークになることを期待すると述べた。
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ソウル市は昨年、地下4階、地上22階建ての庁舎と地下4階、地上1階の多目的ホールを新築する新庁舎設計案に基づき、同年11月初めに着工し2010年9月に完工する計画だったが、「首都ソウルの象徴性と歴史性、代表性に欠ける」との世論を受け再設計し、2月に新設計案を確定した。
庁舎のデザインは垂直的ではなく、韓国伝統家屋の曲線の美などを生かした伝統建築様式が用いられる。特に全体面積の30%以上が多目的ホールやエコプラザ、スカイラウンジ、ビジネスセンター、IT広報館、就業情報センターなど市民文化空間として活用される。現在の形のまま保存される庁舎本館は、図書館、都市広報館、市民名誉の殿堂などで構成される市民センターに生まれかわる。
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