【ソウル9日聯合】韓国と日本、中国のハンドボール協会が、中東勢力が主導権を持つアジアハンドボール連盟(AHF)から出て独自に大陸連盟を構成する方策を推進することで合意した。
 大韓ハンドボール協会の鄭亨均(チョン・ヒョンギュン)常任副会長が9日に明らかにしたところによると、3カ国のハンドボール協会の代表は7日に北京で集まりこの問題を話し合った。3カ国が優先的に推進するのは、AHFを東西に分離し独自に大陸連盟を構成することだが、AHFがこれを拒否する場合には、オリンピックや世界選手権の予選を東西に分離して行うことを要求する計画だ。いずれも認められなければ、3カ国がAHFを脱退しオセアニア連盟に編入するという最後の切り札を使うことで意見をまとめた。また、日本の熊本で来月開かれる東アジアハンドボールクラブ選手権で、マカオや香港、モンゴルなどの協会関係者全員を集め、賛同を呼びかける。

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 鄭副会長によると、2010年に広州アジア大会を控える中国は微温的な態度を見せたが、これ以上中東寄りの判定を見過ごせないという韓国と日本の強い意志に、考えをともにすることを決めた。

 また、韓国と日本のハンドボール協会は、男子の韓日定期戦を毎年行うことでも合意した。今年は5月第1週に韓国、第2週に日本でそれぞれ1回試合をする。


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