女子卓球のタン・イェソ、7戦連勝で国家代表に

中国出身で昨年10月に韓国籍を取得した女子卓球のタン・イェソ選手（大韓航空）が激しい競争を制し、来月6日から香港で行われる2008年北京オリンピックアジア予選に韓国代表として出場する。
　タン選手は10日にソウル・蘆原区の泰陵選手村にある凱旋館で開かれた五輪予選代表選抜戦2日目の試合で7戦全勝を記録した。最後の相手だったイ・ウンヒ（潭陽郡庁）は手首の負傷を理由に棄権した。これによりタン選手は女子の部トップで出場権を獲得し、五輪本選出場を事実上予約したことになる。五輪予選出場チケットは、開発途上国に割り当てられるワイルドカード4枚と、7枚の直行チケットがあり、タン選手が五輪本選に向け関門を通過する可能性はとても高い。

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　先月の総合選手権大会で2冠（シングル、団体戦）を達成したタン選手は、今月24日から来月2日まで中国・広州で行われる世界選手権最終選抜戦に10戦全勝で代表に抜てきされたのに続き、五輪出場まで期待されている。

　前日の試合で4戦全勝で1位となったタンはこの日、ライバルのクァク・バンバン（韓国馬事会）とムン・ヒョンジョン（サムスン生命）をすべて4対1で下し、イ・ウンヒが棄権したことで無敗記録を続けたまま国家代表入りを決めた。