韓米自由貿易協定(FTA)交渉の金宗フン(キム・ジョンフン)韓国首席代表は23日、「貿易救済で当初ねらっていた効果を得られるようさまざまな構想をしている」と述べた。同日出演したラジオ番組で、産業被害判定の際の国別非合算など、韓国の反ダンピング手続き改善に関する要求事項を放棄するのではないかとの質問に対し答えたもの。金首席代表は発言について、米国が法律改正は困難として韓国の貿易救済分野の要求受け入れを拒否しているのに対し、折り合いをつける努力を続けているという意味だと説明した。
 韓国はFTA第7回交渉で、輸出額と市場シェアなどが一定レベル以下の場合に限り国別非合算を適用するという修正案を提示している。あわせて、貿易救済、自動車、医薬品分野でも、お互いの妥協点を模索しつつ努力する必要があるとの考えを示した。投資家・国家間訴訟については、手続きや制度が乱用される訴訟はなくすべきだとした。

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