9月27日に開幕する「ハンブルク映画祭」で、韓国のキム・ギドク監督が功労賞の「ダグラス・サーク賞」を受賞することが分かった。米芸能情報誌ハリウッド・リポーターが26日までに報じた。
 
 同賞はドイツの名監督、ダグラス・サーク氏の業績をたたえ、制定された。
 映画祭側はキム監督について、「映画制作の技法に絶え間なく疑問を示してきた。ここ数年間は芸術家として自分自身に対する疑問を提起している」と評価した。
 
 キム監督の新作「PIETA(ピエタ)」(原題)は残酷な方法で取り立てをする男性(イ・ジョンジン)の前に、突然母親を名乗る女性(チョ・ミンス)が現れ、展開される混乱を描く。今月29日開幕の「ベネチア国際映画祭」にも出品されている。

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