リュ・シウォン効果　国内カーレースが日本人に人気

国内カーレース・CJスーパーレースチャンピオンシップを訪れる日本人が、観覧客全体に少なくない割合を占めている。昨年までは1年に7回、ことしは6回の大会を企画しているCJスーパーレースは、1回の観覧客1万5000～2万人のうち、600人ほどが日本人だという。
韓国よりモータースポーツがはるかに進んだ日本から、わざわざ韓国のレースを見に来る理由はどこにあるのだろう。これについて主催側は、「9割以上が韓流スターのリュ・シウォンを見に来た女性ファン」と説明する。こうした状況を受け、最近ではホームページに日本語の案内が出されるまでになった。

リュ・シウォン の最新ニュースまとめ

忙しいながらも2008年シーズンまで全レースに出場したリュ・シウォンは、同シーズンに＜R－STARS＞所属で最高ランクとなるスーパー6000に出場、34点で5位に入る成果を上げた。2009年シーズンからは、自身の誕生日となる10月6日から命名した＜EXR　Team106＞を設立し、監督兼選手として活躍する予定だ。

しかし、昨シーズンまでは京畿道・竜仁で開かれていた大会が、ことしは競技場の事情で江原道・太白のレーシングパークに場所を移し、日本人が観覧するには最低でも太白で一泊せねばならなくなった。日本人観覧客の減少が懸念されることから、主催側やリュ・シウォンの所属事務所はレース観覧ツアーを組んでいる。

ひとまず、来月9～10日に開かれる2009年シーズン開幕戦の見通しは明るい。主催側は、すでに500人余りが所属事務所のツアーに申請しており、まだ大会までに間があるため、ことしも昨年までのレース当たり平均（600人）を超える日本人ファンが競技場に足を運ぶだろうと話している。また、当初は95%ほどがリュ・シウォンのファンだったが、今ではイ・セチャンやアン・ジェモら他の芸能人ドライバーや一般選手にもファンが付きつつあると伝えた。