パク・チャンウク監督とソン・ガンホが幸せな悩みを抱えている。

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2人がタッグを組んで挑んだ映画『コウモリ』は10月初旬に全ての撮影を終え、順調に後半作業へと進んでいる。
この映画の投資・配給社であるCJエンターテイメントは公開時期を3月~5月の間で調整しており、上半期の公開が確定したが、具体的な時期を未定となっている。
その理由は『コウモリ』が世界三大映画祭であるベルリン国際映画祭とカンヌ国際映画祭から“アプローチ”を受けているためだ。

ベルリン国際映画祭は毎年2月、カンヌ国際映画祭は5月に開催されている。『コウモリ』がどちらの映画祭に出品されるかによって公開時期へ大きく影響することになる。
前回の釜山国際映画祭の際に、ベルリンとカンヌのプログラマー関係者が韓国を訪問し、『コウモリ』の配給社CJエンターテイメントが行うプロモーション行事に参加するなど、高い関心を示した。

パク・チャンウク監督は2004年の『オールド・ボーイ』でカンヌ映画祭審査員大賞、2006年には『親切なクムジャさん』でベルリン国際映画祭へ招待されるなど、これら2つの映画祭とは深い縁がある。

映画『コウモリ』は、尊敬されている神父がアフリカで極秘に進行されたワクチン開発実験を支援。そこで正体不明の血を輸血されたことでバンパイアになるという独特な内容の作品だ。

パク・チャンウク監督は撮影を終えて「これまでの映画の中で、最も良い作品に仕上がったのではないかと思っている」と話すなど自信を示しており、国際映画祭では良い結果が期待されている。
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