韓国の呉世勲ソウル市長は「ソウルビジョン2030」を発表した(画像提供:wowkorea)
韓国の呉世勲ソウル市長は「ソウルビジョン2030」を発表した(画像提供:wowkorea)
韓国のオ・セフン(呉世勲)ソウル市長は、2030年までのソウル市政の方向を盛り込んだマスタープランを発表した。

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任期終了が事実上数か月後に迫ったオ市長は最近「ソウル市再建」という名の下、前市長による事業への批判につづき、今後10年の市政計画の発表を行なうなど、来年の地方選挙レースのスタートを早くも切ったものとみられている。

オ市長はきょう(15日)ソウル市庁舎で “ソウルビジョン2030”を発表し「“再び飛躍する公正都市ソウル”というビジョンの下、 4大階層間移動のハシゴを取り戻し、都市競争力を回復させていく。誰でも夢見ることのできるソウル、公正と共生の価値が息づいている超人類グローバル都市ソウルに向かって再び飛躍していく」と約束した。

「ソウルビジョン2030」は、今年5月に各界各層の専門家44人と市民78人の計122人により構成された「ソウルビジョン2030委員会」が、136日の間103回の会議を経て作成したものだ。

この委員会はビジョン「再び飛躍する公正都市ソウル」の下、2030年までの都市未来像を「共生都市」「グローバル先導都市」「安心都市」「未来感性都市」と定めた。またこれを実現するために「階層間移動のハシゴ回復」「国際都市競争力の強化」「安全な都市環境具現」「趣(おもむき)と感性による品格の引き上げ」という4つの政策志向を提示し、その下に16大戦略目標、78の政策課題を導き出した。

ソウル市は「ソウルビジョン2030」の政策課題の実行力を備えるために、課題別に総括責任者を立て、分期別の事業評価を実施して、周期的に事業計画を補完・発展させていく計画である。

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