呉市長はまた、「現在崇礼門火災の法的責任をめぐりさまざまな論争が起こっているが、包括的にソウル市にも責任がある。文化財庁から文化財管理を委任された管轄区庁に対し、市も予算を十分に支援できなかった点が非常に残念だ」と述べた。
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ただ、いつまでも火災にぼうぜんとしてばかりはいられないとし、市は近代的な消火設備の構築、重要文化財に対する常駐スタッフの配置など、さらに手遅れになる前により根本的な対策を整えると強調した。市の法的管轄範囲を超える部分でも、文化財復元と管理に向け惜しみない予算を投じ、支援していく意志を示すともに、今回の火災を「転禍為福」(災い転じて福となす)の機会ととらえ、文化財庁との協議を経て、崇礼門の復元とあわせて日本植民地時代に失われた左右の城壁も元通り復元するとしている。
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