子犬を二輪車にぶら下げて走行する写真が公開され、ネット市民の怒りを買っている。(画像提供:wowkorea)
子犬を二輪車にぶら下げて走行する写真が公開され、ネット市民の怒りを買っている。(画像提供:wowkorea)
クァンジュ(光州)のある街中で二輪車に子犬をぶら下げたまま走行するという情報提供が動物保護団体に寄せられ、ネット市民の怒りを買っている。

イ・ウン の最新ニュースまとめ

動物団体「ケア(CARE)」によると、今月8日午後、光州市東区テインドン(大仁洞)の道路で、「運転者が二輪車の荷台に白い子犬1匹(マルチーズ)をぶら下げて走行しているようだ」という情報が寄せられた。

写真の中の二輪車の運転手は、子犬を首輪で車体にくくりつけたまま道路を走っている。 この二輪車の荷台に取り付けられた鉄のバーには、別の動物が積まれていたという。

ケア側は、具体的な事実関係を把握するため、SNSでこの写真についての追加の情報提供を待っている。

ケア側は「意図的に犬を虐待するために二輪車にくくりつけて走ったのか、ごく短い距離を移動する中で一瞬だけ起こったことなのか、正確な事実関係を把握しなければならない」とし、「虐待する意図がなかったとしても、虐待として人々の目に映る可能性がある」指摘した。

続いて「SNSを通じてこの運転者を撮影した映像または目撃談を集め、検討を経て今後の対応について議論する方針だ」と付け加えた。

この写真に接したネット市民たちは「動物虐待に対する処罰を強化しなければならない」「子犬がとてもつらそうに見える」「どうして人間にこんな行動ができるのか」などといった反応を見せ、怒りをぶちまけている。

一方、正義党のイ・ウンジュ議員が警察庁から受けた「112動物虐待識別コード新設以後の月別(1~8月)通報件数」の資料を確認した結果によると、今年7月の通報件数は平均通報件数(460件)の2倍以上にあたる1000件に達した。

続いて警察庁は「7月30日にTikTok(ティックトック)に猫に対する虐待疑惑の映像が掲載された後、チュンブク(忠北)警察庁に猫への虐待通報が殺到した」と説明した。

この猫への虐待疑惑の映像の場合、警察の調査の結果、管内の小学生が親に内緒で野外で野良猫を飼っていたことが明らかになり、虐待の状況は確認されていない。

政府は最近、動物虐待事件が絶えないと「2018年から3年間、警察は動物保護法違反の疑いで1501人を送致し、動物虐待捜査マニュアルを全面改正するなど動物虐待捜査を強化している」とし、動物保護法を改正して動物虐待を新たに追加し、動物虐待についての罰則を強化するなど、動物虐待の根絶のための努力をしていることを明らかにした。
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