7日イーデイリーの取材によると、慶北金泉警察署はこのセンターの院長ら5人を老人福祉法違反の容疑で立件し、捜査していると明らかにした。院長らは先月29日、センターで保護している80代の老人の顔や胸などに暴行を加え、全治6週間のけがを負わせた容疑を持たれている。
事件は被害を受けた老人の家族が前日、あるオンラインコミュニティに内容を掲載したことで明らかになった。老人の孫だと明かした作成者は、「80代で認知症4級、体重42キロで力もなく小柄な祖母を、センターの院長と療養保護士ら計3人が部屋に閉じ込め、集団で暴行を加えた」と主張した。
作成者は、「(初めは)センターの院長が、祖母が暴れ職員の頬を叩いたと言ったので、おばが謝罪までした」とし、「しかし胸のあたりを触ると祖母が痛がり、見てみると顔と腕にあざがたくさんできていたので病院に行った」と明かした。
病院の検査結果、老人は肋骨(ろっこつ)の多発骨折と胸の打撲傷などにより全治6週間の診断を受けた。
また、「警察署に行きCCTV(防犯カメラ)を確認すると、頬を叩かれたという職員の陳述とはまったく異なり、映像の中の祖母は院長を含む職員3人に集団暴行されていた」とし、「何度も祖母の髪をつかんで引きずるだけでなく、祖母の上に乗って押さえつけた状態で祖母を足で蹴って暴行した」と記した。
そして、「依然として頻繁に起こる老人虐待に対する処罰が強化され、今回の事件の加害者も厳罰を受けることを願う」とし、「これ以上、弱く力のない人たちに向けた過酷な行為が起きないことを願う」と強調した。
警察関係者は、「加害者は5人と確認された」とし、「5人すべて立件し、正確な事件の経緯などを調査している」と話している。
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