障害者への猟奇虐待、”悪魔の女子高生”2審も法廷最高刑=韓国
障害者への猟奇虐待、”悪魔の女子高生”2審も法廷最高刑=韓国
韓国にて、知的障害者をモーテル(ホテル)に閉じ込めて暴力、性暴行するなど猟奇的な虐待行為で物議を醸した”悪魔の女子高生”が、控訴審でも法廷最高刑を宣告された。

 ソウル高裁は19日、性暴力処罰法上強制わいせつなどの容疑で起訴された女子高校生のA(18)に対して、1審と同様に懲役長期15年に短期7年を言い渡した。これは、犯行当時18歳未満である少年法が適用された法廷最高刑となる。

 犯行を主導した大学生B(21)には懲役20年を宣告した1審を覆し、懲役15年を宣告。大学生C(21)は懲役12年だった1審を覆した懲役10年が言い渡された。

 また、裁判所は3人に対して1審と同様に、80時間の性暴力治療プログラム履修も命じた。

 3人は2015年4月25日午後11時ごろ、普段から顔見知りだった知的障害3級のA氏(20)を京畿(キョンギ)・平沢(ピョンテク)のアパートに呼び出し、酒を飲ませた。A氏が女子高生Aに好感を抱くような素振りを見せると、女子高生はA氏を誘惑してモーテルに連れて行き、「1000万ウォン(約100万円)を払わなければ援助交際で警察に訴える」と脅迫。A氏がこれを拒否すると、34時間にわたりモーテル内に監禁し殴る蹴るの暴行、さらに、たばこの火を身体に押し付けたり、コーヒーボトルで沸かした熱湯を浴びせるなど行為をエスカレートさせた。また、自慰行為の強制や性行為シーンを演じさせ、スマートフォンで撮影するなどの行為に及んだ。

 その後、A氏が意識を失うと、3人は臓器売買業社へ売り飛ばすことを話し合い、車に乗せて業社数件を訪れたことが調査された。

 この事件で、A氏は全治12週間のけがを負い、3人は傷害などの容疑で拘束起訴された。

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