「防弾少年団」
「防弾少年団」
韓国No.1音楽サイト「Melon」が主催するミュージックアワード「MMA 2019 (Melon Music Awards)」が、11月30日(土)韓国・高尺(コチョク)スカイドームで開催。11回目を迎えた今年は「Full of Surprises」をテーマに、2019年を代表する豪華K-POPアーティストが勢揃いし、各賞の授賞と共に、より新しく、かつ驚くようなパフォーマンスステージが繰り広げられ、盛大な盛り上がりを見せた。

BTS(防弾少年団) の最新ニュースまとめ

 俳優パク・ソジュンのオープニングコメントで幕を開けたこの日の授賞式は、まず「MMA 2019 TOP10」(Melonチャートで愛されたアーティスト10組)の授賞からで、最初に名前を呼ばれたのは「BTS(防弾少年団)」。JINが「今年も僕たちの音楽を愛してくださって、本当にありがとうございます。そして、いつも僕たちの音楽をたくさん聴き、愛してくださって感謝しています!僕たちを愛してくれる『ARMY』(=「BTS」のファンの呼称)、愛してます!」と受賞の喜びを伝えた。

 続いて、人気上昇中のバンド「JANNABI」が名前を呼ばれ、「MMA 2019 TOP10」を受賞した後は、白の衣装を着た「THE BOYZ」によるパフォーマンスステージ。仮面を使ったダンスパフォーマンスや代表曲「D.D.D」で、カリスマ性や爽やかさを発揮した。

 「今年の新人賞」男性部門では「TOMORROW X TOGETHER(TXT)」、女性部門では「ITZY」が受賞。「TOMORROW X TOGETHER」のリーダー、スビンは「ステキなアーティストの方々とこの場に一緒にいるだけでも光栄なのに、新人賞という意味のある賞をくださり、本当にうれしいです」とし、「『MOA』(=TOMORROW X TOGETHERのファンの呼称)のおかげで、魔法のような瞬間がたくさん繰り広げられたと思います。これからも頑張ります」とファンに感謝。ボムギュは所属事務所Big Hitエンターテインメントのパン・シヒョク代表やスタッフ、家族にも感謝の気持ちを伝えた。

 「ITZY」のリーダー、イェジは「私たちがこのように『MMA』に参加し、舞台に上がるということだけでも、また尊敬する先輩たちとこの場に一緒にいるだけでも光栄なのに、素晴らしい賞を受賞することができて本当にうれしく思います。今年はまさに夢のような一年でした。多くの方々が応援し、見守ってくださったおかげで、この賞を受賞できたと思います」とし、所属事務所JYPエンターテインメントのパク・チニョン代表やスタッフ、ファンに感謝した。

 「ネットユーザー賞」は「BTS」が受賞。Vは「僕はきょう、夢を見ました! 『ARMY』と良い思い出のひと時を過ごせる夢を見たんですけど、この賞を受け取り、受賞コメントを言っているのが、その夢だったようです。すごく緊張して…、『感謝しています』、『愛しています』より、もっといい表現をしたいですけど、いい言葉が思い浮かびません。『ARMY』の皆さん、本当に愛しているし、ムラサキします(Vが作った造語で、相手を信じてお互い末永く愛し合おうという意味)。そして、きょうのステージ、楽しみにしてください!」と笑顔を見せ、大歓声を浴びた。

 続くパフォーマンスステージでは、シンガーソングライターHeizeが「落ちる落葉までも」を歌唱したのに続き、ラッパーGIRIBOYのフィーチャリングで「WE DON’T TALK TOGETHER」、さらに、GIRIBOYがプロデュースし、ラッパーサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY」出身者らで構成された「IMJMWDP」が「I‘m Sick」で、スキルフルなラップを披露し、会場を熱くした。

 「男性ダンス部門」の授賞では、「小さなものたちのための詩 (Boy With Luv) feat. Halsey」の「BTS」が受賞。JUNG KOOKが、本来ダンスリーダーのJ-HOPEがコメントするべきだけれど、と前置きした後、「僕はただ練習した通りに一生懸命踊っただけですが、それがいい結果につながったのではないかと思います。『ARMY』の皆さんのおかげで、踊れる力が湧いてきます」とし、「メンバーの中で一番カッコよく踊るJIN兄さんが一言言います」と話を振ると、J-HOPEから「踊りながら前に出て」と言われたJINは「僕にどうしてそんなことを言うのか分かりませんが、『ARMY』のためなら、この身を粉にするまで踊ります!」と力を込め、最後にJ-HOPEがダンサーや振付の先生に感謝を伝えた。

 「女性ダンス部門」では、「もう12時 (Gotta Go)」のチョンハが受賞。所属事務所のスタッフや同曲の振付師、作曲家、そしてファンに感謝し、「いいパフォーマンスで恩返しをしていきます」と喜びを語った。
今年“チャート逆走”で一躍話題となった「N.Flying」が、パフォーマンスステージで代表曲「Rooftop」、「GOOD BAM」を一味違う表現で披露した後は、「MMA 2019 TOP10」を「MAMAMOO」とHeizeが受賞。

 続いて、さまざまなジャンルの音楽をこなす「AB6IX」が目を覆いながらの幻想的なパフォーマンスや「BREATH」、「BLIND FOR LOVE」を披露。メンバーのパク・ウジンが膝の負傷で活動休止中のため、4人での登場となったが、繊細かつ魅惑的なパフォーマンスでステージを飾った。

 「オリジナルサウンドトラック部門」の授賞では、ドラマ「ホテルデルーナ」のOST「Remember Me」を歌ったGUMMYが受賞。「“OSTの女王”という呼び名に恥じないよう、いい音楽を届けるために頑張りたいと思います」と語り、「ミュージックビデオ賞」を受賞したカン・ダニエルは「『MMA』に参加できるだけでも光栄なのに、賞までくださって、きょうは本当に幸せな日です。これまでの道のりを共に歩んでくれた『DANITY』(=カン・ダニエルのファンの呼称)の皆さんにも感謝します!これから新しく始まる道も一緒に歩いていただけたら、うれしいです」と伝えた。

 「今年のステージ賞」を受賞した「SEVENTEEN」が、映像で喜びのメッセージを伝えた後、「TOMORROW X TOGETHER」のパフォーマンスステージが続いた。巨大なクジラが登場するVCRをはじめ、映像を活用したパフォーマンスで観客の目をくぎ付けに。「New Rules」や、スタイリッシュな映像美で話題を集めた「9と4分の3番線で君を待つ (Run Away)」のカムバックトレーラーをステージで初公開するなど、華やかなステージを展開した。

 大賞4部門の一つである「今年のレコード賞」の授賞は、プレゼンターとして、「BTS」のVと親しい俳優チェ・ウシクが登場。くしくも「BTS」の名前を呼び、チェ・ウシクがVにトロフィーを手渡したのが印象的だった。メンバーを代表してリーダーのRMが「この“レコード”という言葉には、レコード盤、録音といった意味がありますが、“記録”という意味もあるじゃないですか。僕たちと一緒に、これまで歩んできた日々を記録していただき、その記録にペンやインクも作り、記録を残してくださったパン・シヒョク代表はじめ、Big Hitの全社員、そしていろいろなところでご尽力いただいている多くの音楽関係者の皆さん、何より僕たちよりも主人公である、この放送をご覧になっているすべての『ARMY』、そして音楽消費者の皆さん、僕たちが代わりに賞を受け取るのだと思い、感謝の気持ちを持って、これからもっと素晴らしい記録を残せるよう精進していきます」と伝えた。

 セクシーで挑発的なパフォーマンスが目を引くファサの「TWIT」で、ステージパフォーマンスの幕を開けた「MAMAMOO」は“4シーズン4カラー・プロジェクト”の完結作となる「gogobebe」で、赤、青、白、黄色など、4人4様のイメージカラーが引き立つセットでステージを展開し、“ガールクラッシュ”な魅力を発揮し、1部を締めくくった。

(後編に続く)



◆放送情報
MUSIC ON! TV(エムオン!)にて放送!

12/22(日) 17:30~18:30
日本語字幕入り! MMA 2019 (Melon Music Awards)<レッドカーペット>
授賞式のレッドカーペットの模様を日本語字幕入りでお届け!授賞式を目前に控える豪華K-POPアーティストたちのランウェイをお見逃しなく!

12/22(日) 18:30~22:30
日本語字幕入り! MMA 2019 (Melon Music Awards)
授賞式の模様を日本語字幕入りで放送。2019年を代表する豪華K-POPアーティストによる華やかなステージは必見!今年韓国で一番輝いたアーティストは!? 


Copyrights(C)wowkorea.jp 0