「DREAMCATCHER」
「DREAMCATCHER」
2017年1月にK-POPガールズグループとしては異彩を放つ “悪夢コンセプト” を掲げデビューした「DREAMCATCHER」。強烈なメタルロックサウンドとパワフルなパフォーマンスで、今、韓国だけでなく世界中でも注目され始めている7 人組ガールズグループ。

DREAMCATCHER の最新ニュースまとめ

 2019年2月に発売した4thミニアルバム「The End of Nightmare」は、iTunes ワールドワイドアルバムチャートでアリアナ・グランデ、レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー、QUEENに次ぐ5 位にランクインするほど。デビューわずか2年目ながら二度のワールドツアーを行い、今年の年末にはヨーロッパツアーを予定している。
そんな彼女たちは、昨年11月に日本デビューを果たし、すでに2枚のシングルをリリースした。

 9月11日にはファーストアルバム「The Beginning Of The End」を発売し、12日(木)には東京・赤坂にて発売を記念したショーケースを開催。
会場が暗転するとスクリーンに映像が流れ、彼女たちの姿を心待ちにしたファンからの熱い声援が飛び交う。そこに水色と黒を基調とした衣装でメンバーが登場。さっそく「YOU AND I」と「What」の日本語バージョンをエネルギッシュなダンスで披露すると、会場のボルテージは一気に上昇した。

 「こんばんは!私たちは『DREAMCATCHER』です」とメンバー全員で声を揃えて日本語であいさつ。メインダンサーのスア、サブボーカルのハンドン、メインボーカルのシヨン、リーダーのジユ、リードボーカルのユヒョン、サブボーカルのガヒョン、メインラッパーのダミの順で個性あふれる自己紹介をし、MCの進行でトークタイムへ。

 発売したばかりの日本ファーストアルバムについて今の心境を聞かれると、スアは「まるで天使になったかのように、飛んじゃいたいです」、シヨンは「全部皆さんのおかげです、ありがとうございます」、ユヒョンは「この瞬間を待ってました!」とそれぞれうれしそうに語った。

 アルバム名の「The Beginning Of The End」の意味について、「言葉の通り、“悪夢の終わりの始まりを知らせる”というDREAMCATCHERからのメッセージが込められています」とジユが紹介。
スアは、「今回のアルバムは全部で12曲収録されています。これまで韓国で発表した曲の日本語バージョンが全て入っていて、『My Way』は日本のオリジナル曲。日本人の作曲家さんに初めていただいた曲なんです。曲が私のタイプですごく楽しかったです」とにこやかに話した。

 タイトル曲「Breaking Out」についてシヨンは、「タイトル通り、すべて打ち破って突き進むぞ!という“渇望”を描いた曲です」と語り、ダミが「レコーディングを真夏にしたんですが、暑いのに音が入ってはいけないからエアコンをつけられなくて。汗だくのままレコーディングをしました(笑)」と話すと、MCからは「それでもクールに仕上がってましたね」と声をかけられ、同調したメンバーがSWAGポーズを見せる場面も。

 ガヒョンはジャケット撮影時の秘話を紹介。「MVの撮影現場で、同時進行で撮影しました。でもMVの撮影自体が時間的にとてもタイトで、あまりジャケットのカットが撮れなくて…。でも仕上がったものを見てみたら、すごくいい感じで満足です」と話すと、会場からも大きな拍手が。すかさず、「皆さんの反応、超いいね!」とスア。

 そのMVの撮影についてユヒョンは、「“渇望”を表現するために、メンバー同士の顔を見ながらやったのですが、笑っちゃうんです。すごく大変だったけど、満足しています」。スアは「メンバーの人中(鼻と上唇の間の溝部分)ばかりを見ながらやりました」と笑いながら話し、ユヒョンも「私も最初は目を見ながらやっていましたが、目の下あたりを見るようにしました」と、メンバー全員で振り付けの難しかった部分をファンに披露。それぞれに「Breaking Out」したいことや、海外ツアーでのエピソードなどについても語ってくれた。

 今後日本でしたいことについて聞かれると、スアはすかさず「1位が取りたい!」と元気よくファンへアピール。シヨンは、「日本といえばアニメーションは外せませんよね。なので、アニメの主題歌を担当してみたいです」と明かすと、ファンからも大きな歓声が沸き起こった。新曲のMVビデオではカッコ良さを表現しながらも、トークでは彼女たちの可愛いらしい素の姿を見せた。

 いよいよ、待ちに待った「Breaking Out」のステージへ。会場は大きな声援に包まれ、続いて「また一人になった」「Wonderland」「Chase Me」を日本語バージョンで披露。
大歓声の中、最後は、メンバーが一言ずつこの日のショーケースへの思いを語った。ハンドンが「楽しかったですか?」と客席に問いかけると、ファンは大きな歓声で応え、「期待した以上に情熱があふれていましたね」。

 ユヒョンも、「私もこれまで準備してきたすべてのステージをちゃんとお見せできた気がして、とても満足しています。どんどん発展していく私たちを見せていられるようで、うれしい気分」と笑顔を見せた。
「最後の曲はみんなで立ち上がって歌いましょう!」とジユ。歌いながら「PIRI」をコールし、会場は一際大きな歓声が沸き起こった。

 曲が終わり、手を振りながらステージを後にするメンバーたち。客席からはメンバーを呼ぶ声が響き、アンコールへ。

 アルバムのロゴの入った黒いTシャツを着たメンバーたちが登場すると、ファンが「私たちを信じて、もっと高いところまで飛んで行って DREAMCATCHER!」と書かれたスローガンを掲げるサプライズ。驚きと喜びにあふれるメンバーたちはファンと記念撮影し、この日の思い出を残した。

 ファンの声援に応えて「I Miss You」を披露すると、大きな拍手に包まれながら、約1時間の公演は大盛況で幕を閉じた。

 今後は、東京と名古屋、兵庫の3か所で計4回のリリース記念ミニライブを開催予定。まだまだこれから目が離せない「DREAMCATCHER」の活動に、今後も期待が高まる。



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