「SF9」
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韓国で新曲「RPM」を引っさげ、精力的に活動を展開中の「SF9」が7月9日(火)、東京・中野サンプラザで日本では初となるファンミーティング「SF9 Japan 1st Fanmeeting ~Dear Fantasy~」を開催。盛りだくさんの内容で、2階席まで会場をぎっしり埋め尽くした「FANTASY」(=「SF9」のファン)を魅了した。

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 この日の昼公演は、オープニング映像が流れた後、ステージには白の衣装に身を包んだ9人が登場し、緊張感あふれるビートと壮大なサウンドの展開が印象的な新曲「RPM」を日本初披露!パワフルながらもメリハリのあるキレキレダンスで強烈な存在感を発揮し、ファンの目をくぎ付けに。続けて、ムーンバートン・リズムで独特な雰囲気を与える収録曲「Round And Round」も初披露し、会場はファンの熱狂的な歓声に包まれた。

 「こんにちは~、お久しぶりです~」と笑顔でファンとの再会を喜ぶメンバーたち。「僕たちの初めてのファンミーティングへようこそ!」と声を揃え、「KCOM NY」を終え、アメリカから駆けつけたばかりとは思えないほど、元気いっぱいの姿を見せた。

 さらに、メンバーたちは洗練されたセクシーさが際立つ「Now or Never -Japanese ver. -」、ノリノリでアゲアゲな曲「Play Hard-Japanese ver. -」をパフォーマンス。彼らの躍動感あふれるステージに、会場はさらに熱く、楽しく盛り上がった。

 オープニングのライブパートが終わると、MC古家正亨の進行で、さまざまな企画コーナーに。着替えてステージに戻ってきたメンバーたちは、改めて1人ずつ自己紹介。「お久しぶり~。『SF9』のロウンです。きょう、面白い時間を過ごしましょう」、「ダウォンです。きょうも来てくれてありがとうございます。頑張りたいと思います」、「『SF9』のチャニです。たくさん来てくれて本当にありがとうございます。頑張ります」、「皆さん、元気ですか?僕も(とニッコリ)。フィヨンです」、「皆さん、会いたかったです。『SF9』のリーダー、ヨンビンです」、「きょうは冷たい男インソンです。冗談です(笑)」、「『SF9』のテヤンです。日本では初めてのファンミーティングで、こんなに広いところなのに、皆さんの熱気でいっぱいです。きょうは一緒に楽しく遊びましょう!」、「皆さんの天使ジェユンです」、「お久しぶりです。ジュホです。きょうは本当に皆さん、キレイです」とそれぞれファンにあいさつし、大歓声と拍手で迎えられた。

 最初のコーナーは「秘蔵写真と映像で振り返るSF9誕生!」。子供時代の写真を1人2枚ずつ公開するのだが、メンバーたちはこの日の朝、NYから来たばかりで、リハーサルができなかったので、どんな写真が出てくるのか、自分たちも分からないと明かし、ファンと同じようにドキドキ。

 最初に公開されたのは赤ちゃんの写真。メンバー同士、「誰?」と盛り上がる中、インソンだと発表されると、「僕!? 僕もこの写真を初めて見ます!」と目を丸くし、次に高校時代の写真も公開されると「これはダメな写真」と恥ずかしそうに照れまくった。

 次のダウォンも、赤ちゃんの頃の写真が公開されたが、自分だと分からなかったとビックリし、中学の入学式の写真では、「この頃、歯の矯正をしていてルックスに自信がありませんでした」と。フィヨンは生まれたばかりのあくびをしている写真と、小学5年のときの前髪を結んだ、いわゆる“りんごヘアー”写真を公開。超絶可愛いフィヨン少年の姿に、メンバーからもファンからも「うわ~」っと感嘆の声が上がった。

 ジェユンは、引っ越しのとき、お母さんが幼少期の写真を失くしてしまったそうで、7歳の写真1枚だけの公開に。ロウンは赤ちゃんの頃の写真が、何歳のものかはっきり分からず、「お母さんへの電話チャンスをください」と冗談を飛ばしたが、家に泥棒が入って、トルパンジ(ベビーリング)を盗まれたことは覚えていると。さらに、幼稚園の学芸会で、主人公を演じたときの写真も公開されたが、浮かない顔をしているのは、目の前に置かれたケーキが自分の好きなチョコレートケーキじゃなかったからだとし、当時のことをよく覚えているというロウンに、フィヨンが「じゃあ、覚えてないことは何?」と不思議がった。

 チャニは小学2、3年の頃の写真を公開したが、誰もがチャニだと一目で分かるほど、面影が。そして、もう1枚は高校時代のカッコいいキメ顔写真が出ると、「それは反則だよ」とメンバーたちからツッコミが(笑)。テヤンの赤ちゃんの頃の写真は、「アメリカ人みたい」、「目がクリクリしている」、「まゆげは描いたんでしょ?」などメンバーたちの反応が面白く、もう1枚はお兄さんとの2ショット写真を公開。

 ジュホの赤ちゃんの頃の写真も、「耳で分かる」、「寝顔がいまと同じ」などメンバーたちがすぐにジュホだと分かり、もう1枚は弟と撮った写真が公開に。ジュホが「いま見ると、弟の方が老けて見えます」と言うと、ダウォンが「違います」ときっぱり否定し、会場は大爆笑。

 最後は、ヨンビンの赤ちゃんの頃の写真。本人が何歳のものか分からないし、覚えていないと言うと、「僕が覚えています(笑)」とロウンが割り込み、またひと笑い。また、お姉さんのウイッグをつけた子供時代の写真には、メンバーたちが「(ウイッグが)ブドウかと思った(笑)」と反応するなど、写真が出るたびに、それぞれがつっこんだり、茶々を入れたりしながら、メンバーたち自身が面白がり、大盛り上がりとなった。さらに、メンバーたちの練習生時代の写真も公開され、続々公開されるレア写真の数々にファンも大喜びだった。

 次のコーナーは「もっと知りたく9?SF9検定」。メンバーにまつわる9問の2択クイズに、客席が答えていき、全問正解した人には「SF9」検定1級の称号と、ステキなプレゼントが贈られるというもの。

 最初のヨンビン問題「振付を覚えるのはA得意 B苦手」では大方の予想通り、ヨンビンの答えはAでほとんど減らず。インソン問題「英語の次のマスターしたいのはAスペイン語 Bフランス語」(答えB)で半分ぐらい減り、ジェユン問題「将来住むならA絶対に釜山 Bやっぱりソウル」(答えB)で、一気に減った。

 ダウォン問題「自分のパーツの好きなところはA顔 B上半身」(答えB)では、最近ダウォンがジェユン、フィヨンと一緒に運動しているという近況も。ロウン問題「ハンサムすぎて困ることはAいつもカッコつけていると思われる B特に困らない」(答えB)、ジュホ問題「普段買い物をするのはAインターネット Bショップ」(答えB)、テヤン問題「写真を撮るとき、カッコよく見えるのはA顔の右側から B顔の左側から」(答えB)」で少しずつ減り、8人のフィヨン問題「後悔しないように生きているが実は後悔していることがAありすぎる B全くない」(答えA)が終わった時点で、残り27人に。

 最後のチャニ問題「子役出身なので泣きの演技はA完璧に演じられる B全く泣けない」ではチャニが「完璧ではない」という理由で意外にもBと答えたため、最終的に残った人は5人に。その幸運の5人はステージに上がり、メンバー9人とチェキ撮影という幸せな瞬間をプレゼントされた。

 続いて、最初のコーナーの続きとして、今度は韓国デビュー、日本デビュー、そして現在までを写真と映像で公開。デビュー曲「Fanfare」の頃は、「寝ているとき以外、ずっとダンスの練習をしていました」(フィヨン)と振り返り、当時を懐かしんだ。また、最新曲「RPM」は「日本語バージョンのPVがカッコいいです」(ジュホ)と明かし、ロウンとチャニのドラマシーンを2人がちょっとだけやって見せ、期待をもたせた。

 次のコーナー「なんでも相談! お悩み9!」では、事前に寄せられたファンのお悩みに対し、メンバーたちが真剣にアドバイス。「妹にはナメられ、その様子を姉から面白がられている」という悩みだったが、「言うべきことはしっかり言った方がいい」とインソン。姉と3歳下の従弟がいたから、同じような境遇だったというロウンも自分の経験を話して「愛してあげることが大事」だとアドバイス。7歳下の弟がいるチャニも「普段とは違う雰囲気、カリスマ性など、自分が変化した姿を見せると、言うことをよく聞いてくれる」と答え、メンバーたちは相談者に「頑張って!」とエールを送った。

 大爆笑の連続だったのが、次の「クリアを目指せ!チャレンジ9」コーナーの伝言ジェスチャーゲーム。成功したら、メンバーたちにステキな商品が用意されているということで、気合十分のメンバーたち。最初のお題は「ゾウの綱渡り」で、最初のジュホは上手くジェスチャーをして伝えたが、徐々に崩れていき、最後のロウンは「ゾウの鼻を回すフィヨン」と答え、不正解。

 2問目は、ロウンが「自分なりの解釈を入れずに、見たままを伝言していこう」とメンバーたちに言い聞かせ、再び挑戦。お題は「スローモーションのジャンケン」で、再びジュホからスタートしたが、結局また途中で崩れていき、ファンの「あ~ぁ」という残念そうな声が。見ていられなくなったジュホが途中で何度か入り、立て直そうとしたが、最後のチャニは遅い動きをテヤンだと思ったのか、「テヤンのジャンケン」と答え、失敗に…。ステキな商品はお預けとなったが、メンバーたちの面白い表情や動きに、ファンは笑いっぱなしの楽しい時間となった。

 ここで、9月11日(水)に日本 5thシングル 「RPM」をリリースする「SF9」から、11月に神奈川、大阪、愛知で日本初のホールツアー「SF9 2019 1st Hall Tour in Japan - RPM -」を開催することが発表されると、会場は歓喜に沸き返った。

 「皆さんがたくさん応援してくれたおかげで、初めてのホールツアーの開催が決定しました」とファンに感謝するメンバーたち。「きょうは僕たち一人ひとりのことを深く紹介して、恥ずかしかったけど、皆さんにもっと僕たちのこと知ってもらえたようで、本当にうれしかったです。これからも一緒に歩んでいきましょう」とヨンビンを皮切りに、最後のあいさつへ。

 「きょうアメリカから来たんですけど、皆さんの笑顔を見たら、そんな疲れも吹っ飛びました。楽しかったです」(インソン)、「また皆さんのこと大好きになりました。愛してます。『FANTASY』~」(ジェユン)、「いつも日本から僕たちのことを応援してくれて、ありがとうございます。これからもたくさん日本に来るので楽しみにしてください」(ダウォン)、「きょう最強に楽しかったです。皆さん、(指ハートをして)大好きです~」(ロウン)、「久しぶりに韓国でメンバーと活動をして、日本からいつも皆さんが応援してくれることを改めて感謝しました。きょうもありがとうございます」(ジュホ)、「いつも僕たちを応援するために来てくれて、本当にありがとうって言いたかったです。きょうもありがとうございました」(テヤン)、「『FANTASY』の皆さんがいるから、幸せです。これからもよろしくお願いします。サランヘヨ~」(フィヨン)、「ここに来てくださった『FANTASY』の皆さんは『SF9』の家族だと思います。『FANTASY』、『SF9』の家族の皆さん、これから一生、一緒にいましょう。愛しています」(チャニ)とメッセージを届けた。

 そして、現在韓国で展開している「RPM」の活動も応援してほしいと伝えると、会場をバックに記念撮影をした後、最後はやはり、ファンミーティングのタイトルにもなっているお馴染みのファンソング「Dear Fantasy -Japanese ver.-」を披露。歌いながら、メンバー同士ふざけ合ったり、キュートな姿を見せたり、ジュホは客席の中に入って、自分のケータイで客席をバックに自撮りをするなど、最後まで弾けた姿でファンを楽しませた。

 終演後は、来場者全員とハイタッチ会まで行い、ファンを大満足させた「SF9」。次は9月に新曲発表とリリースイベント、さらには11月のホールツアー開催と勢いは止まらない。




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