ハン・スンヨン
ハン・スンヨン
女優、歌手として活躍中のハン・スンヨン(KARA)が待望の日本2ndミニアルバム「青空へ」(1月30日発売)の発売を記念し、2月1日(金)東京・ラフォーレミュージアム原宿にて、リリースイベントを開催。大阪、名古屋に続き、東京にやってきたハン・スンヨンは、新曲披露のミニライブやトークでファンを魅了した。

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 開演時間が近づき、客席からの「ハン・スンヨン」コールを受け、手を振りながらステージに登場したハン・スンヨン。「盛りあがっていきましょう!」とファンをあおると、「宇宙くん」でミニライブの幕を開け、ファンの大きな掛け声と共に、熱気あふれるオープニングとなった。

 「皆さん、こんばんは。スンヨンです」とあいさつすると、大きな拍手で迎えられたハン・スンヨン。「やっと東京に来ました!」とうれしそうにし、「大阪から一緒の方いますか?」と今回のリリースイベントに初日から参戦しているファンを見つけると、「お忙しいですね~(笑)。お疲れさまです」と茶目っ気たっぷりに労った。

 そして、自身が作詞した2ndミニアルバムの収録曲「ダルゲフルンシガン」を甘い声で披露すると、トークコーナーへ。
「また皆さんに会えてうれしいです。いまは日本の方がずっと温かいから、日本でのスケジュールを待っていました(笑)」とファンを喜ばせた彼女は、最近所属事務所の代表からもらったカメラで、写真を撮ることにハマっているという。貯まったマイレージを使って、両親と3人でヨーロッパ旅行へ行き、建物や風景など思い出に残る写真を撮ったという近況や、次は1人で海に行ってみたいという願望も語った。

 今回のミニアルバムについては、「いままでやりたかったけど、機会がなくてできなかった、変わった雰囲気の曲がたくさん入っています。強い曲とか切ない曲とか、アコースティックだけど、明るいというか。歌詞は切ないのにメロディは明るい曲が入っています」と紹介。ハン・スンヨンが全4曲中、3曲の歌詞を手掛けている。

 先ほど披露した「ダルゲフルンシガン」は、別れた後、振り返ってみると、お互いもう少し大人だったら、別れはなかったのではないか、というお互いのタイミングが合わなかったという内容の歌詞だそうだが、「私は終わった関係に後悔とか未練はないし、別れたら以上、というクールなタイプです(笑)。だから、実際の私の考えとはちょっと違います」とあっけらかんと明かした。

 リード曲のバラード「青空へ」は、映画「Love Letter」にインスピレーションを受けて作った楽曲で、会えなくなった恋人に手紙を書くような内容になっているとか。最近手紙は書いていないというハン・スンヨンだが、「歌詞が私の手紙です」と話し、「『青空へ』は、私も大人になって、もう会えない人もたまにいるじゃないですか。友達とか、先生とか、昔一緒に働いた人たちとか。そういう私の人生に関わった人たちに向けた手紙でもあります」と曲の世界観を説明した。

 そして、「青空へ」を澄んだキレイな歌声で熱唱。切ない感性を表現し、ファンをうっとりさせた。

 今回のミニアルバムはドラマ撮影の合間を縫って制作したそうで、寝る間を惜しんで作詞も手掛けたというほど、渾身の一作となっている。収録曲「What is your name」は、ドラマ「青春時代」のOSTを作曲したMayu Wakisakaが再び手掛けた曲で、縁を感じたというハン・スンヨン。「いままで歌ったことのない雰囲気だったので、できるかな?ってちょっと心配だったんですけど、皆さんが助けてくれたので、できたと思います」と語り、「ダルゲフルンシガン」の歌詞はドラマ「12夜(原題)」の影響もあったと振り返った。

 ちなみに、「12夜」は現在DATVで放送中だが、「私の顔がキレイに映っています(笑)」と見どころとして顔のアップを挙げたハン・スンヨン。周りや家族から、いままで出演してきた映像作品の中で、一番キレイに映っていると褒められたそうで、「自慢のドラマです。内容も楽しいから、皆さんぜひご覧ください!」と自信を示した。

 また、気になる今後の活動予定だが、決まっているものはなく、今回のプロモーションが終わって韓国に戻ったら、ちょっと休みながら、運動、ダイビングを頑張りつつ、次回作のドラマを検討していきたいとか。「本当のハン・スンヨンはエネルギーがあふれるタイプじゃないので、今度は私の性格に近い役をやってみたいですね。『12夜』は近かったんですけど、『青春時代』は私とは全く違う性格で、難しかったので」と引き続き、女優としての活躍も期待させた。

 ミニライブもそろそろ終了の時間となり、最後の曲は収録曲「I Love Me」。「自分のことを自分が愛さないと、好きにならないとできないことがいっぱいあるじゃないですか。私もここまでよくきたと思うんですけど、これからもっともっと自信を持って、仕事とかいろんなチャレンジをしたいですね。そして、2019年の始まりを皆さんと一緒にできて、本当にうれしいし、皆さんもことしはもっと自分のことを好きになってほしいです」とメッセージを伝え、ロック、ファンクサウンドの「I Love Me」韓国語バージョンを披露。伸びやかな高音も響かせ、最後まで客席を盛り上げた。

 「東京に来ると、地元って感じがするというか。韓国ではあんまり遊びに出ることはないですが、日本に来たら、ずっと外に出ているから、韓国より道も分かっているし(笑)。こうして皆さんと盛り上がって、一緒に時間を過ごせて本当にうれしかったです。これからもよろしくお願いします!」と笑顔であいさつをしたハン・スンヨン。

 ライブパフォーマンスはもちろん、率直なトークでファンを十分楽しませた後は、特典会でもファンとたっぷり触れ合い、サービス精神旺盛な彼女らしく、終始ファンに幸せな時間を届けた。



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