「MAMAMOO」
「MAMAMOO」
ガールクラッシュな魅力と抜群の歌唱力で人気を誇るガールズグループ「MAMAMOO」が、10月7日(日)東京・品川プリンス ステラボールにて、「MAMAMOO 1st CONCERT TOUR in JAPAN」を開催した。

MAMAMOO の最新ニュースまとめ

 昨年から公演で日本を訪れたりと、ファンとの出会いの場を作っていた「MAMAMOO」は、10月3日にシングル「Décalcomanie -Japanese ver.-」でついに日本デビュー。心を掴む歌声と飾らないキャラクターでファンを増やしている彼女たちの、今後の活動に期待が寄せられている。

 東京公演1部では、大根型のかわいらしいペンライトを手にしたファンたちで会場が埋まる中、「Paint Me」からスタート。ファサ、ソラ、ムンビョル、フィイン、と1人ずつステージに姿を現しワンフレーズ歌いあげると、たちまち会場の熱気が高まった。カリスマ溢れるパフォーマンスに観客が熱い反応を示すと、そのまま「Décalcomanie -Japanese ver.-」へ。ファンの掛け声も加わり、会場はさらにヒートアップ。

 1人ずつあいさつを済ますと、ソラは「たくさん来てくださって、ありがとうございます」と感謝し、ムンビョルは「私たち、ついに正式に日本デビューしました!これから日本のファンのみなさんと会う準備をしていますので、たくさん期待してください。スタートといえる今日のコンサートを思う存分楽しんでください!」と呼びかけた。「最近日本プロモーションを通して、多くの方にお会いしましたが、日本語を教えてくださる方がたくさんいました」とファサが言うと、「テンアゲ!(ムンビョル)」「エモい!(ファサ)」と、メンバーたちは習った日本語を披露。ムンビョルは「面白い日本語があったら、また会った時に教えてくださいね!」とファンとの交流に胸を膨らませた。

 「Rude Boy」では、会場中が手を挙げて一体感を生み出し、「みなさん、準備できたの?行きましょう!一緒に歌ってください!」「東京、Are you ready?」とソラとファサが煽り始まった「You Don’t Know Me」では、リズミカルなテンポに合わせ大人っぽさを見せた。
日本デビューシングルで日本語でのレコーディングに挑戦したメンバーたちだが、ソラによると「ムンビョルさんがすごく苦労したという噂が流れています」とのこと。ムンビョルは「韓国語のラップもすごく速かったんですけど、元々日本語できないからすごく難しかったです。でも今はできるようになって、逆に韓国語のラップのほうができないみたい。本当に本当に!あ…思い出せない(笑)」ととぼけて笑いを誘った。

ソラが「これからみなさんの感性を満たしたいと思います。みなさんはどんな時に感性が満たされますか?私は夕焼けを見た時」と語り、始まったのは「I Miss You」。感性溢れる歌声を会場に響かせ、観客の心を満たした。

 小人となったメンバーたちによる物語VCRの後は、ストーリーの続きのように、「よく寝た~」と言いながらムンビョルが登場。VCRで、1番背が高いと自慢していたムンビョルに対抗し、他のメンバーは身長を量増しした姿に変身。ソラはとんがり頭の被り物、ファサは2倍程に長くなった脚で、フィインは3メートルにものぼりそうな高さになり台車で運ばれて登場し、会場を笑わせた。「ノボダン ネガ トコ!(あなたより私がもっと大きい)」と、次の曲へのコールアンドレスポンスで会場を盛り上げると、「Taller than You」へ突入。挑発的なスタイルでかっこよさを放った。

 「次は『AZE GAG』という曲なのですが、日本でも親父ギャグがあると聞きました」とムンビョル。ファサが「オヤジ、Put your hands up」と呼びかけ、ひと笑い起こすと、親父ギャグコーナーへ。ソラは「今何時?」と言うと、客席キョロキョロ見渡し、見つけたように「オヤジ~」と天真爛漫な表情を見せ、ムンビョルは「ソラの好きな食べ物は、そららめ~」と、そらまめを言い間違え笑わせた。「りんごが溺れている、アップルアップル」と可愛らしくジェスチャーするフィインの次は、「本も溺れている、ブックブック」とファサは両手をパンチしながら独自のかわいさ、そしてキックしながらのカッコいいバージョンも披露した。楽しい雰囲気のまま、「今度は韓国語の親父ギャグを紹介します!」と「AZE GAG」がスタート。言葉遊びを盛り込んだ歌詞と、テンポの良いリズムで賑やかなステージとなった。

 韓国デビュー曲「Mr. Ambiguous」では、モニターにはMVが映り、見事な歌声を聴かせながらも、堂々とした中に隠れる初々しい当時を思い出させた。

 赤のミニワンピに着替えると「I love too」のステージ。ムンビョルのラップで釘付けにすると、そのまま優しげな歌声で、会場を包み込んだ。バラード曲「Star Wind Flower Sun」では、ファンも一緒に歌い大合唱。

 「韓国語の歌にも関わらず、一緒に歌ってくれて、ありがとうございます」とムンビョルは笑顔を見せ、フィインは「ステージから見ると、ペンライトが夜空に浮かぶ星のようです。今日は美しい夜になるだろう」と言葉を放ち、「Starry Night」へと繋げた。エキゾチックな魅力で会場の雰囲気を高めると、「Sleep in the Car」、「Yes I am」と畳み掛け、エネルギーを発散。会場は大盛り上がりとなった。

 「すごく熱いでしょ?天気も暑いし、会場も熱いけど、みなさんが一緒に楽しんでくださるので、私たちの方が楽しくなります。これからもっと、みなさんに会いに行かないといけないと改めて思いました!」(ムンビョル)
「私たちが日本デビューしたと同時に、たくさんの愛情くれて、ありがとうございます。これからも頑張って、良い姿、良いステージ、良い歌を届けますので、待っていてください!」(ソラ)
「今日みなさんが来てくれて、多くの方から愛情をもらっていると実感することができました。日本で活動することも、コンサートができたことも、私たちにとって素敵なプレゼントになりました。みなさんにもプレゼントをあげられるように、素敵な歌、ステージをお見せしたいと思います!ありがとうございます」(フィイン)
「日本に到着してから休む間もなかったけど、今日はそんな疲れも溶けてしまうようでした。これから日本を訪問した時も、同じようになると思います。ステキな音楽を持って戻って来ますので、待っててね!」(ファサ)と、1人ずつ気持ちを伝えると、「今後も頑張りますので、また会いましょう。約束!」とファンたちと再会を約束。
最後は「Egotistic」で見る者を惹き付けるような、セクシーで力強いパフォーマンスを披露した。

 アンコールに応えて再び登場すると、笑顔を浮かべながら、弾けるような歌声で「You‘re the best」を歌い上げ、「準備できたの~?盛り上がりましょう!」とソラの言葉に続き始まった「Um Oh Ah Yeh」では、メンバーたちがステージ手前まで行き、よりファンに近づきコミュニケーションをとりながら、最高潮の盛り上がりをみせた。ファンと記念撮影もすると、ファサは「来年2月にまた会いに来ますので、少しだけ待っていてください」とうれしい知らせを残した。最高に熱い雰囲気のまま、メンバーたちはステージを後にした。


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