「CROSS GENE」
「CROSS GENE」
株式会社ミクシィのヴァンテージスタジオが提供するコンテンツ「きみだけLIVE」のよる男性ダンスボーカルライブフェス「きみだけLIVE presents BURN-UP」が、8月4日(木)、東京・豊洲PITで開催された。総勢9組の男性グループが出演することもあり、会場前にはさまざまなグループのペンライトやタオルを持ったファンたちで溢れ返っていた。入場口ではチケットチェックの際に、公演名の「BURN-UP(燃え上がる)」の意味に引っ掛けて?七味唐辛子が全員に配られるという楽しい演出もあった。

CROSS GENE の最新ニュースまとめ

 出演グループは出演順に、「JUNON SUPERBOY ANOTHERS」、「ブレイク☆スルー」×KUNTA、「AMAZO NIGHT」、「Apeace」、「XOX」、「WEBER」、「CODE-V」、「X4」、「CROSS GENE」の9組。
今回はその中でも、「Apeace」、「CODE-V」、「CROSS GENE」の3組にフィーチャー。

 4組目として登場した「Apeace」。赤のスーツがビシッときまったメンバーが一斉にステージに登場すると会場が一瞬にしてピンク色のペンライトで染まった。リミックスされたDaft Punkの「One More Time」にのせて1人ずつのダンス披露からライブはスタート。手足の長さを際立たせた振付や、柔軟性をアピールする踊りなど、メンバーそれぞれの個性がきらりと光る演出で会場を盛り上げた。ダンスが終わると1列に並び「皆さん、初めまして。僕たちは『Apeace』です!」とお決まりのポーズとともにあいさつ。「今日はとても暑い日ですが、『BURN-UP』に遊びに来てくださってありがとうございます。最後まで盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いします」と話してから、「JUST ONCE AGAIN」と「VEIL」の2曲を披露。メンバー全員が180cm以上の“ジャイアントグループ”と呼ばれているだけあって、ステージ全面を使って踊る姿は迫力満点。特に「VEIL」はスタイルの良さが引き立つ振付と大人数だからこそできるフォーメーションダンスで観客の視線を一瞬で引き寄せた。

 最後の曲になると、「もう最後の曲なんて悲しい」、「ステージから離れたくない」、「やだやだ」と各メンバーが駄々をこね始めると、ファンからも最後を惜しむ声が漏れた。披露されたのは8月24日に発売される日本デビュー5周年記念シングルの「I Love You」。「好きな人に、ストレートに気持ちを表現した曲です。今年の夏はこの“I Love You”をたくさん聴きながら過ごしてくださいね」とメッセージを残し、軽やかに、そして爽やかに歌い、踊りきった。

 7組目に登場したのは「CODE-V」。ライブ開始前の本人映像で「若さを発散したい!」と意気込んでいたメンバーだけあって、赤のスーツを身にまとってステージに登場したメンバーたちは1曲目の「衝動」からアクセル全開!キレのあるダンスに観客も青いペンライトを振って声援を送っていた。

 MCタイムになると、リーダーのサンウが「今日は素晴らしいアーティストさんたちと一緒に出演させて頂いて、本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。また自己紹介の場面では、「『CODE-V』のアツい男、ナロです!」「今日も明るく~、楽しく~、僕~?は ウシクです!」、「『CODE-V』の前も後ろも向かない。上向き王子様ルイです」、「水分補給ちゃんとしていますか?僕はリーダーのサンウです」、「最後までに一緒に盛り上がりましょう、テフンです!」と流暢な日本語で各自があいさつ。「Spring Love」を歌った後はメンバーからのプレゼントで「I’m Yours」をアカペラで披露。

 5人のバランスの取れた絶妙なハーモニーが会場を沸かせた。また、7月27日に発売されたバラード曲「君といた夏」も情感たっぷりに歌い上げ観客を喜ばせた。ライブも終盤になり「最後の曲はもっと盛り上げて終わらせたいです!タオル皆さん持っていますよね?タオルがなければ上着でもいいですよ」とメンバーが客席に呼びかけていると、ナロが「ブラでもいいよ(笑)」とまさかの発言!これにはメンバーも慌てて「いやいやいや!! 」、「下ネタはダメ」、「今の場面はカットしてください」とツッコミを入れると、会場も黄色い声をあげた。

 そんな雰囲気の中でラストの曲「イントロ」がスタート。メンバーも観客もタオルを振り回して一体となる光景はまさに“フェス”そのものだった。

 本イベントのヘッドライナーを飾ったのは「CROSS GENE」。ライブは、「YING YANG(JP)」からスタート。扇子を使った特徴的なパフォーマンスを、黒の衣装でシックにきめた6人組が息を合わせて踊り、観客を惹きつけた。曲が終わり自己紹介になると「初めまして。僕は『X4』のタクヤです」といきなり別グループを名乗りだすタクヤに全員が大爆笑。「王子様のセヨンです」と自信たっぷりなセヨンに、「Hello, Everyone! I’m Casper!」とお得意の英語であいさつをするキャスパーなど個性豊かな面々に会場は大盛り上がり。

 「早くステージに出たい!と思いながら4時間くらい出番を待っていました(笑)今日は最高の時間を作っていきたいです。準備は出来ていますか?」とリーダーのシンが言うと会場からは大きな声援が。

 先ほどのシックな装いとは真逆の、白のカジュアルスタイルで「ヌナノマリャ(KR)」、「KKI (KR)」、「CRAZY (JP)」のダンスナンバーをノンストップで歌い、踊ると会場はヒートアップ。 雰囲気を一変し、次はバラード曲の「手紙」。「いつも皆さんから頂く手紙に応えたいという思いがこもった曲ですのでぜひ聴いてください。長時間立っていて疲れていると思うので、この曲の間はぜひ座ってゆっくりしてください」とタクヤからの優しい発言もあり、ファンは座りながら耳を傾けた。

 最後のあいさつになると、「もっとライブしたいですね。素敵な『CROSS GENE』になりますので応援よろしくお願いいたします」サンミン、「僕たちの歌で皆さんが笑顔になってくれたのでうれしかったです」シン、「新しいアルバムを準備しますので皆さん待っていてくださいね」ヨンソク、「これからも心を込めて歌います」セヨン、「日中韓のグローバルユニットとして頑張っていきます」タクヤ、「本当に幸せでした。皆さん、愛していますよ」キャスパー、とそれぞれが一言ずつメッセージを送った。
フィナーレは「sHi-tai!」で会場を最後の最後まで盛り上げ、大盛況で幕を閉じた。

 約4時間以上に及んだイベントだったが、終了後も観客の興奮は冷めないまま。夏の思い出にピッタリとなった一夜だったに違いない。


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