左から「天上智喜」リナ、「超新星」ソンジェ
左から「天上智喜」リナ、「超新星」ソンジェ
2012年韓国で国民的ドラマとして人気を博し、42%の最高視聴率を記録、大旋風を巻き起こし 愛された時代劇ファンタジードラマ「太陽を抱く月」が、ミュージカル版でついに日本上陸。ことし6月、韓国でのミュージカル初演以来、期待されていた日本公演の決定を記念し、10月23日(水)東京・六本木The Terrace TOKYOにてプレス発表会が行われ、主演の「超新星ソンジェと「天上智喜」のリナが出席。あいさつの後、見どころや意気込みなどを熱く語ってくれた。

韓国ドラマ「太陽を抱く月」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

<b>―ミュージカル「太陽を抱く月」のオファーが来た時、どんな気持ちでしたか。</b>
ソンジェ:まず、「太陽を抱く月」で王の役を務めることになりましたが、ミュージカル側からオファーが来た時に、ついに僕は今年、王になるんだと思いました。僕の名前は漢字で成し遂げる“成”に皇帝の“帝”で「成帝」 と書きますから、名前通りに2013年末、王になるんだと思って、すごく気分が良かったです。また、韓国でもドラマ、ミュージカルで成功している作品を自分が日本で演じることができるのでとても光栄だと思いました。

リナ:ソンジェさんが女性よりとてもキレイな顔をしているので、一緒に演技をする女優の立場ではビジュアル面で少し負担を感じました。それで私は演技の面で頑張っていこうと思って一生懸命準備します。

<b>―今回の時代劇ミュージカルについてはどうですか。</b>
ソンジェ:やはり、今までの作品とは違う初めての時代劇ということで、今も負担を感じます。そして、その時代に自分が生きてきたわけではないので、どのように演じるかを課題として悩んでいるところです。

<b>―リナさんは、すでにドラマの時代劇で大役を演じていらっしゃるので、すんなり入れるのでは?</b>
リナ:(日本語で)衣装とかは慣れているんですけど、ドラマは50,60代の役で、今回は若い役と役柄が違うので難しいと思います。

<b>―今作のポスターを見ていかがですか。</b>
ソンジェ:皆さんと一緒に僕、初めて見ました。 いつも前髪を下ろしているので、撮影したときは、前髪を下ろしていないのがとても心配でした。時々モニタリングで王としてはとてもか弱いと思っていましたが…やはり、弱々しいですね(笑)。舞台では演技で勝負、演技力でカバーしていきたいですね。

<b>―前髪のある、ない二つのポスターのうち、どちらが好きですか。</b>
ソンジェ:やはり僕は、前髪のあるほうがいいと思います(笑)。

<b>―どちらのポスターもステキだと思いますが、ソンジェさんと恋に落ちるリナさんはどうですか。</b>
リナ:二つともカッコイイと思います。そんなに弱々しく見えないですよ。

<b>―この時代劇をファンのみなさんはどうご覧になると思いますか。</b>
ソンジェ:たぶん、僕を知っているファンのみなさんは、とても驚くと思います。そして二つに分かれると思います。新しい姿を好きになってくださる方と、嫌いになる方と…。

<b>―本作は運命的な愛に焦点を当てていますが、お二人の恋愛感は?</b>
リナ:運命的な愛は、女性たちがいつも夢見る愛じゃないかと思います。私もそうですが運命とは、肯定的な心で、愛に対する情熱で自分自身が作ることができると思います。運命の愛は存在し、必ず成せるものだと思っています。

ソンジェ: 運命的な愛は、男性たちもある程度夢見ている愛じゃないかと(笑)。愛というのは、寂しいからといって、捜し求めたからといって出会えるものではなく、自分自身を肯定して愛して、ある程度の準備が整ったときに自然に出会えるものではないかと思います。それを信じて僕はシングルで過ごしているんですけど、やはり運命的な出会いをどこかで求めながら信じて生きています。

<b>―本作の見どころを教えてください。</b>
リナ:音楽がとてもいいです。多少悲しい内容ですので重たい面もありますが、ところどころでかわいい胸キュンのロマンスもあって、みなさんの笑いを誘う心温まるミュージカルになると思います。美術的にも素晴らしく視覚的デザインなどで、ご覧いただくとみなさんが運命的な愛に出会えるような作品になっていると思います。

ソンジェ:時代劇ですので衣装や舞台装置、照明などとてもステキで目を楽しませてくれると思います。リナさんも言ったとおり音楽も耳を楽しませてくれて、その後で運命的な愛に出会い心温まる作品に仕上がっていると思います。見どころはたくさんありますが、特に今回僕が演じるフォンは、ドラマやミュージカルでいろいろな方が演じていますが、僕だけのフォンをみなさんにお見せできるように努力していきたいと思います。

<b>―韓国で上映されているミュージカルということで、既に練習されていると思いますが、好きなナンバーは何ですか。少しでも歌っていただけませんか。</b>
リナ:公演は見ましたが練習はまだしていないんです。残念ですけど…(笑)。

<b>―公演を見た感想は?</b>
リナ:舞台がとても素晴らしくて美しくて驚きました。団体の群舞のシーンがあるんですけど一つ一つが芸術的に美しかったです。一つ一つの動作や歌詞がすべて意味を持っているという美しさをみなさんにも感じていただけるんじゃないかと思います。

ソンジェ:オファーが来てキャステングされてから自分が演じる映像資料として拝見したので、作品として観るのではなく、これから僕が王様をしなければならないんだな、大変だな、難しそうだな、ということが自分の中でクローズアップされていたように思います。歌でもそうですし、時代的背景でも初めての経験ですので、自分の中でこれをどうやって自分のものにしていこうかというのが課題になっています。とてもいい作品だと思っています。

<b>―この作品の出演が決まってメンバーの方からのコメントがあれば教えてください。</b>
ソンジェ:メンバーは、自分のことのようによろこんでくれました。ゴニル君は韓国で時代劇ドラマに出演したことがあるので「難しいよ、大変そうだね。」といろいろなアドバイスをくれています。他のメンバーも別の作品を準備しているのでお互いに励まし合っています。

<b>―仕事の中でミュージカルはどのようなポジション、どんな位置にありますか。また、ユナクさんが隣の劇場で同じような時期にミュージカルに出られますがライバル意識とか、こういう風に盛り上げていこうとか話し合うことがありますか。</b>
リナ:私が思うミュージカルは、本当に素晴らしいですし、今一番はまっているお仕事です。韓国でも作品を準備しているんですが、ミュージカルの魅力は、演技もできるし、歌も歌えるし1、2時間の間に起承転結のストーリーが詰まっていて、その中で感情を吐露することができる、私にとってナンバー1ポジションの活動です。

ソンジェ:僕は5番目の作品になるんですけど、初めの頃はミュージカルの魅力が分かりませんでした。とても緊張しましたし、難しいと思いました。ただ、経験を重ねながらコンサートと違って伝えるメッセージがはっきりしていて、それが観客に伝わったときに通じ合える、そういう魅力がミュージカルにはあると思います。個人的にこれからもミュージカルの活動を続けて行きたいと思います。役者になることが夢だったこともありますが、ドラマや映画といったジャンルに限定せず様々なことにトライしていきたいと思っています。自分の中を経験で満たすための大切な活動だと思っています。やはり年末に差し掛かってくると作品が重なってきて、メンバーもどちらの観客が多いかなど妙な雰囲気になったりしますが、僕たちが心配することではなく、お客さまに任せる部分だと思っています。僕を愛してくだされば僕を見に来てくださると信じています。

<b>―お二人は12月に強い愛で結ばれた恋人同士を演じられますが、お互いの魅力は?</b>
ソンジェ:実は、芸能界の先輩として以前からお名前は知っていましたが、今日初めてお目にかかりました。とても美しい方ですし、この方がお相手なら、僕も頑張れそうだと思っています。先輩ですのでたくさんアドバイスをいただきながら、一生懸命に頑張って行きたいと思います。よろしくお願いします。

リナ:よく言っていただいて光栄です。ソンジェさんは背が高くて、ハンサムで、色白でとてもステキな相手役だなと思います。会見で見ながら、面白いキャラクターの方と楽しい作品を作っていけるのではと思います。私こそ、よろしくお願いします。

<b>―最後にファンのみなさんにメッセージを。</b>
リナ:日本に久しぶりに来てうれしかったです。この機会に日本のみなさんに言い姿をお見せできるよう頑張りますので、みなさん、ぜひ遊びに来てください。

ソンジェ:「太陽を抱く月」で約6か月ぶりに5つ目の作品として日本のみなさんにお披露目できることになり、うれしく思っています。今までに負けない作品作りをして、本当にいい舞台を皆さんにお見せしたいと思っていますので、信じてぜひ観に来ていただきたいと思います。寒くなってきましたので、風邪をひかないように、健康で幸せな一日一日をお過ごしください。

 会見の後、フォトタイムも爽やかに終え、時には運命に翻弄されながらも、ただ一つの愛を、運命の愛をどこまでもドラマチックに演じてくれるソンジェとリナに熱い期待が集まるミュージカル「太陽を抱く月」は、12月12から15日に東京・青山劇場で上演される。




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