「ULALA SESSION」がアルバム発表、胃がんと闘うユンテクが明かす覚悟

韓国Mnet「スーパースターK3」の優勝者である男性グループ「ULALA SESSION」（パク・スンイル、キム・ミョンフン、イム・ユンテク、パク・クァンソン）が初ミニアルバムで音源チャートを席巻する勢いを見せている。

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　「ULALA SESSION」は10日深夜0時過ぎ、各音源サイトを通じて1stミニアルバムPart1「ULALA SENSATION」を電撃公開した。

　同アルバムは、公開と同時に好成績を記録している。タイトル曲「美しい夜」は10日午前現在、Melon（メロン）、Bugsなど主要音源サイトのリアルタイムチャート1位を獲得。タイトル曲以外にもミニアルバムの収録曲「ULALA」、「URBANIC」などもチャート上位にランクインした。

　「ULALA SESSION」のタイトル曲「美しい夜」は、歌手PSY（サイ）とユ・ゴンヒョンなどが作曲したダンス曲で、楽しいリズムとメロディが特徴だ。

　これに先立ち、9日午後に行った記者会見で「アルバムのタイトル『ULALA SENSATION』はファンクラブの名前で、人気を得るビジュアルでもないのに、皆さんが愛してくれることへ応える意味をもつ。（ファンは）一番感謝している方々なのでタイトルにした」と感謝の気持ちを明かした。

　アルバムをPart1とPart2に分けた理由については「Part1は軽い雰囲気で、前菜のようだ。また、Part2は（1より）もう少しどっしりとした感じ」とし「今回は2タイトルなので欲が出て制作した。よりたくさんのものをお見せして『見て、聞いて、感じることができるチーム』ということを知ってもらいたかった」と説明した。

　また、胃がんを患っているメンバーのイム・ユンテクは自身の健康状態について「自身の進行度はステージ4（進行度をステージ1から4の4段階で表すもの）にあたる。（自分では）良くなっているとも、悪くなっているとも感じない。薬もいくつかあるが、1つだけ使うと耐性ができる」とし、「いくつも薬を使うと効果がなくなってしまうため、気にせずにやりたいことに専念していきたい」と伝えた。

　「スーパースター3」の撮影時、病院で「何をしてもいいので、今後はやりたいことは全部やってください」という医師の言葉にマネジャーが涙を流したという。

　彼は「抗がん剤治療のため、放送スケジュールをこなすことにも限界がある。医師と日程を考慮しながら、治療を受けている」と明かした。

　今回の「ULALA SESSION」のミニアルバムにはPSY、ユ・ゴンヒョン、t（ユン・ミレ）、キム・ジスなど“超豪華”ミュージシャンが参加しており、期待を集めている。