5月3日午後6時、東京ドームで、“韓流”史上最大のファンミーティング、<イ・ビョンホン in TOKYO DOME>が行われた。

シン・スンフン の最新ニュースまとめ

秋元康プロデュースのこのイベントは、「映画撮影中のイ・ビョンホンに、ファンが逢いにいく」というコンセプト。オープニング、映画の撮影ということで激しいアクションをこなしていたビョンホンが、セットからステージ上のマットレスに落下すると、会場が一気に沸く。

華やかな演出で始まったこの日のステージには、豪華ゲストも続々登場。イ・ビョンホンとドラマ『美しき日々』、映画『誰にでも秘密がある』で共演した“ジウ姫”ことチェ・ジウが、花束を抱えてステージに現れ、祝いの言葉を伝えた。

さらに、軍服務中である事務所の後輩ソン・スンホンからはビデオレターが、『美しき日々』の主題歌を歌った歌手ZEROは、ドラマ主題歌を韓国語と日本語で歌うというプレゼントが。同事務所所属である新人女性歌手IVY(アイビー)や、韓国“バラードの皇帝”シン・スンフンによる祝賀ステージも行われた。

後半には朗読劇、『美しき日々』挿入歌『約束』の熱唱ステージも。最後は、写真集<LBH MEETS LBH>の6月24日発売を伝え、現在撮影中の映画『夏物語』(監督:チョ・グンシク)について「60~90年代が舞台で、時代と無知が生んだ悲惨な恋愛物語」と紹介。

イベント後に行われた記者会見には、韓国からの取材陣も参加。「同じ韓国人として誇らしい」と声援を送り、それにイ・ビョンホンが「熱い声援をありがとう」と応えるなど、イベントの興奮冷めやらぬ中、記者会見は終了した。

-今日のイベントを終えたご感想は?
「一言で言うと、名残惜しいですね。誰かと別れる時、寂しさを感じるじゃないですか。ただ、ひとつの仕事を終えて、これで映画に専念できるという清々しさもあります。非常に、複雑な気持ちですね」

-ファンミーティングのラストで涙を見せていらっしゃいましたが…
「僕は歌手ではないので、こういうステージに慣れていないんです。よく、歌手がステージで涙を流していますよね。今日は、涙が溢れるというところまでは行きませんでしたけど。弱いところは見せたくないんですが、皆さんに最後のご挨拶をした時、自分でもどうしようもなく、熱いものが込み上げてきて、こらえるのが大変でした」

-演出にご自分で提案などされましたか?
「僕は日頃から、とっぴなアイデアを色々出す方で、周囲から“アイデアマン”と呼ばれていたんですが、今回、秋元康さんにお会いして、自分は全然たいしたことなかったんだと思い知らされましたね。それくらい、すばらしいアイデアをたくさんお持ちの方でした。
今日のイベントは、ショーでもイベントでもありません。場所が場所ですから、コンサートとしか呼べないかもしれませんが、僕はそれより、ファンの皆さんにお逢いする、ということ自体に意味をおいていましたので、秋元さんにもそれを伝えて、構成してくださるようお願いしました。
ただ、ホームレスに変装してスクリーンに登場するとか、客席にカメラを向けるというのは、僕のアイデアです」

-気に入った演出は?
「朗読劇、アクション…そういったものは秋元さんのアイデアですが、最初の部分でステージ上に落下するのは、すごくよかったと思います。非常に演出に凝っていて、このイベント自体が、秋元さんの作品ということになるのではないでしょうか。僕も仕上がりを見て驚きました。
ただ、ファンの方にメッセージを伝える時は、本当の自分を見てほしいという気持ちで語りかけていました」

-今、非常にお疲れのようですが、一番食べたいものは?
「実は、母がキムチと唐辛子の漬物を持たせてくれたんです。楽屋で食事をする時にもそれを食べていましたので、特にありませんね。というか、緊張しすぎて食欲がありません(笑)」

-6月に写真集が発売されるそうですが、見どころを教えてください
「今回の写真集を担当されるのは、非常に作品性の高いフォトグラファーの方だと聞いていまして、最初にお会いした時、作品も見せてもらったんですが、本当にすばらしいものでした。人物の写真集の中にも作家主義というものが込められていて、非常にいい作品ができ上がるんだなと思いました。
映画のような、ストーリーラインのある写真集で、“LBHがLBHに出逢う”という意味が込められています。撮影も非常に大変で、僕自身、短い映画を撮り終えたような気がしています。スタッフも皆疲れてあちこちで居眠りをしていたので、僕もあちこちでそういうスタッフを撮っていました。おかげで、僕も楽しい写真をたくさん撮ることができました(笑)」


Copyrights(C)wowkorea.jp


Copyrights(C)wowkorea.jp 0