新ドラマで北朝鮮のスパイ役を演じるハン・イェスル

韓国女優のハン・イェスルがKBS第2の新ドラマ「スパイ・ミョンウォル」（原題）で、韓流スターを誘惑する北朝鮮の美人スパイ、ハン・ミョンウォルを演じる。

ハン・イェスル の最新ニュースまとめ

　ソウルで5日に行われたドラマの制作発表会でハン・イェスルはミョンウォルについて「エリート教育を受けたスパイで、北朝鮮の方言を使わない」と紹介した。北朝鮮という一つの文化を象徴する女性でなく、挑戦的で攻撃的な、ときには多重的なイメージまでを持つスパイの姿をお見せしたいと意気込みを語った。

　ミョンウォルは北朝鮮の韓流取締班要員。韓流スターのカンウ（エリック）と結婚し、彼を北朝鮮につれてくるよう指令を受け、韓国に潜入する。
　ミョンウォルのように、実際に韓流スターを誘惑しなければならない状況になった場合はどのような魅力で勝負するかとの質問を受けると「まずは長い時間を一緒に過ごすと思います。心の安らぎで勝負するでしょう」と答えた。

　2003年にドラマ「ノンストップ4」で女優としての道をスタートさせたハン・イェスルはドラマ「ファンタスティック・カップル」のサンシル役でロマンチックコメディーのスターとなった。しかし、本人はコメディーよりも真剣な役を演じる方を好むという。
　「ロマンチックコメディーは大げさな部分が多いですよね。でも、最近は視聴者が気軽に見られるドラマを好むので、視聴者へのプレゼントという気持ちで、熱心に演技をしようと努力しています」。

　ストーリーがやや非現実的だとしても、キャラクターが愉快であれば見応えはあるのではないかと語り、「スパイ・ミョンウォル」は非常におもしろいドラマになるはずだとアピールした。
　ドラマは7月11日から毎週月・火曜日に放送される。